(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年10月13日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅安値寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  200-00 3/4  201 3/4  200  200 1/2  -3/4  203488  +1514 
00 MAR  212-12 1/2  213 1/4  211 3/4  212  -3/4  126202  +2198 
00 MAY  219-18 1/2  220 1/4  218 1/2  218 3/4  -3/4  28733  +345 
00 JUL  224-24 1/4  225 1/2  224  224 1/2  -1/2  27686  +362 
00 SEP  231-30 1/2  231 1/2  230 1/2  230 1/2  -3/4  6276  +74 
00 NOV    235 1/2  235 1/4  235 1/4  -1 1/4  128   
            407235  +4721 

 

大豆       --- 小幅高値寄り付き、ほぼ変わらずの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  501 1/2-00 1/2  506  498  499 3/4  +1/4  91116  +144 
00 JAN  511-11 1/2  517  508 1/2  510 1/4  +0  39953  +2760 
00 MAR  519  525  516 3/4  517 3/4  -1/2  12350  +22 
00 MAY  524 1/2-25 1/2  529  522  523 1/4  -3/4  13982  +226 
00 JLY  529 1/2-29  535 1/2  528  529  +0  12283  +569 
00 AUG    533  529 1/2  529 1/2  -1/4  456  +14 
            175063  +3850 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  15570  +60  OCT  1652  -16  DEC  255 1/2  -2  106.45-107.85 
DEC  15690  +70  DEC  1672  -16  MAR  271 1/4  -2 1/4   
JAN  15770  +70  JAN  1706  -14  MAY  281  -2 1/4   
MAR  15940  +90  MAR  1736  -16  JUL  291  -2 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

大豆が相場を引っ張るも終盤勢いをなくしコーン、大豆ともにほぼ変わらずの引け。

寄りつき前は、コーン、大豆ともに前日比ほぼ変わらずの予想であり、実際の寄りつきもコーンで小幅安値、大豆で小幅高値と比較的穏やかなオープニングとなった。 

しばらくすると、ブラジル、アルゼンチンの水分不足、そしてコーヒー市場が活況を呈していること、そして中国が米国産大豆を買い付けるのではといった噂が流れたから徐々に昨日に続き大豆が買われ始める。 それにつられる格好で コーンも韓国、フィリピンが買いつけるといった話が浮上してきたことからジリジリと買われる展開となった。 

しかし、その後は買いにも勢いが見られず徐々に値を戻し始め、引けまで弱含みで推移する展開となって結局コーンで小幅安値、大豆でほぼ変わらずの引けとなった。 

本日のファンドはコーンで1,500コントラクト、大豆も1,500コントラクトの買い越しとなった。 

 

各生産地の天気予報および状況

中西部

昨日は概ねドライであった。 本日は一部限られた北東部地域に降雨があり、降雨量は0.10〜0.50インチ、範囲は10%となろう。 明日はドライとなろうが、週末には降雨予想となっており、降雨量0.10〜0.65インチ、範囲30%となろう。  

収穫作業は平年を上回るペースが続いており、すでにコーンで半分、大豆で2/3は終了していると思われ、大豆は今後2週間でほぼ終了に近づくであろう。 

 

NWS6-10日天気予報(10月19〜10月23日) 

 

  気温(平年)  雨量(平年量/日) 
西部コーンベルト  N(53)  B(0.33/1) 
東部コーンベルト  B(56)  B(0.42/1) 
デルタ  N(64)  N(0.44/1) 

-ニュートラルだがどちらかというと弱材料。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

昨日は主に南部地域で軽い降雨があり、量にして0.10〜0.50インチ、50%の範囲に雨があった。 週末までは概ねドライとなろうが、東部地域に0.10〜0.75インチ、40%の範囲に降雨がありそう。 

今後発芽するにあたり降雨が必要とされるが、現在でも15%の地域で水分不足の状態となっている。 

 

ブラジル 

昨日は南部地域に降雨があり、量にして0.25〜0.75インチ、20%の範囲となった。 今後5日間は主に南部地域に降雨が予想され量にして、0.25〜1.00インチ、所によって2.00インチ、範囲は35%となろう。 

北部地域の水分不足は作付作業を遅らせているが、今後2週間続くようだと、コーンの作付面積がかなり減少する可能性が出てきている。 一方南部地域に水分は問題なく土壌水分も潤沢である。 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  667.9  0.0  12,434.8  11,003.1  8036.6  0.0 
大豆  975.4  0.0  7,139.2  8,077.1  5,256.2  18.5 
小麦  639.1  0.0  12,855.6  14,237.2  3,764.2  0.0 
大豆粕  191.5  0.0  1,301.4  1,941.4  1,301.4  0.0 
大豆油  1.1  0.0  67.9  163.6  67.9  0.0 

 

 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  855.6  1,034.5  4,398.2  3,095.9  46,990 
大豆  567.5  380.7  1,883.0  717.1  24,360 
小麦  617.0  643.8  9,091.4  9,253.9  30,620 
大豆粕  0.0  233.9  0.0  11.9  6,080 
大豆油  0.0  39.4  0.0  0.0  1,040 

 

 

3)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  10月5日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.2  unch      21.5   unch    1,118.6   1,140.3 
1998crop  154.9  - 54.33      13.6     1.5    1,581.1   1,749.6 
1999crop  28.9  11.6       0.0   unch      0.7     29.6 

−大豆− 

  10月5日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.1  unch        6.7   unch    259.5   266.3 
1998crop  20.7  - 5.9       4.5    0.5    314.5   339.7 
1999crop  5.0  3.8       0.0   unch      0.1     5.1 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

買いは12月限195以下を底値と目して進めたい。 

コーン相場を取り巻く環境には、前日から大きな変化は無い。大豆に引っ張られてサポートされてしまったコーン相場は、その適切な居所を見つけるはずだ。しかしながら、仮にこのまま動かない相場が長く続けば、弱材料出尽くし感が相場を支配することがあり得る。目標はあくまで195以下であるが、上記懸念を考慮すれば200以下から薄めにプライシングを進捗させることを勧める。( F ) 

 

 

(大豆) 

先週から今週にかけて、ミネソタ、アイオア、イリノイ、ウイスコンシンの各農家、カントリー・リバーエレベーターをまわり話を聞いてきた。総じていえる事は大豆の単収は予想とほぼ同じかやや下回っている、コーンはやや上回っているか、ものすごく上回っているという話であった。 

農家はすでに今年の大豆生産量は思ったほど多くないというアイデアになっており、明らかに高値狙いになっているという印象であった。また収穫時で忙しい事もありしばらくは売りが少ない事が予想される。ただ農家はコーンと違い大豆を先に売りに出すという非常に保守的なやり方を変える事はないであろうから、先週の金曜日のように急なラリーがあればある程度の売りは出てくるであろう。 

コーヒーの急騰が大豆にも波及しているが、冷静に見れば大豆の主要産地とコーヒーの主要産地は異なっている。ブラジルにおける大豆の作付けは通常10月末にて10%弱であり、今後降雨があれば全く問題とはならない。コーヒー急騰にて相場がつられてもこれは長続きはしない。 

一方国内の搾油メーカーは安値が出れば買っていこうという姿勢が見られる。しばらくは農家売りからの安値が期待できない事を見込んでいるようだ。 

中期的に高値、安値にも動きづらい相場が予想されるが、単収に話を戻すとコーンでは予想より40ブッシェルも良かった農家もいたと聞いた。長年の経験を持つ農家、エレベーターですらフィールドを一見しただけでは正確に把握できない事を物語っている。大豆の収穫は半分終了したが、まだ市場の予想より単収が大きく動く可能性も否定はできない。その場合はコーンが見た目以上の単収となっていることから、大豆も同様になる可能性の方が強いと思う。 

短期的に買いが必要な場合は5ドル割れでも買う事が無難。中期的に待てる場合はまだあせる必要はない。大きく高値に持っていかれる理由は見つからない。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)