(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年10月14日

本日の相場

とうもろこし  --- 変わらずで寄り付き、ほぼ変わらずで引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  200 1/2-00 3/4  201 3/4  200  201  +1/2  202568  -920 
00 MAR  211 3/4-11 1/4  213  211 1/4  212  +0  128800  +2598 
00 MAY  218 3/4-18  219 1/2  218  218 3/4  +0  28930  +197 
00 JUL  224 1/2  224 3/4  223 1/2  224 1/2  +0  27708  +22 
00 SEP  230 1/4  230 3/4  230  230 1/4  -1/4  6243  -33 
00 NOV    235 1/2  235 1/4  235 1/2  +1/4  127  -1 
            409306  +2071 

 

大豆       --- 小幅安値寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  498 1/2-97  499 1/2  496  496 3/4  -3  90882  -234 
00 JAN  509-08  510  506  506 3/4  -3 1/2  41950  +1997 
00 MAR  516 3/4-16 1/2  517 1/4  514  514 1/4  -3 1/2  12781  +431 
00 MAY  521 1/2-21  522 1/2  519  519 3/4  -3 1/2  14182  +200 
00 JLY  527 1/2-26 1/2  528 1/2  524  524 1/2  -4 1/2  12656  +373 
00 AUG    528  524  524 1/2  -5  462  +6 
            178048  +2985 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  15440  -130  OCT  1632  -20  DEC  255 1/2  +0  106.77-107.26 
DEC  15610  -80  DEC  1652  -20  MAR  271 1/4  +0   
JAN  15690  -80  JAN  1682  -24  MAY  281  +0   
MAR  15860  -80  MAR  1715  -21  JUL  291  +0   
                   

 

本日の相場の動き

新規材料に欠ける値動きの少ない展開。

コーン、大豆ともに寄りつき前は、変わらずからやや安値の予想であった。 実際も、コーンが変わらず、大豆が小幅安値の寄りつきとなり、予想どおりの相場つきとなった。 

最近懸念されているブラジル、アルゼンチンの水分不足とフィリピン、メキシコが近々コーンを買い付けるという噂から一時買われる場面もあったものの、コーヒー市場が下落し、CRBインデックスもさえないこと、そして引き続き収穫作業に適した理想的な天候が続いていることから相場に勢いはなく、限られたレンジ内での取引となった。 

その後は、米国政府が農家への補助策として55億ドル拠出するという話が流れ、マーケットへのコーン、大豆の供給が細ると予想されたことから強材料視もされたが、インパクトに欠け相場への影響は限られた。 

引けにかけても穏やかなマーケットに変わりはなく、コーンでほぼ変わらず、大豆で小幅安で引けた。 

本日は農家からの売りも限られ、新規材料に欠ける動きの限られたマーケットとなった。 本日のファンドはコーンで1,600コントラクトの買い越し、大豆は1,500コントラクトの売り越しとなった。 

 

各生産地の天気予報および状況

中西部

昨日は北東部に降雨量にして 0.10〜0.75インチ、範囲にして10%の降雨があった。 本日は雨も上がるが、明日の遅くから土曜日にかけて、0.10〜0.65インチ、35%の範囲に再度降雨ありそう。 日曜日、月曜日はドライで晴れるであろう。  

収穫作業は順調に進んでおり、収穫ロスも平年より少なくなるであろう。  

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

昨日は、降雨量にして0.10〜0.35インチ、範囲にして10%の軽い降雨があった。 今後は週末東部地域に0.10〜0.50インチ、範囲にして25%の降雨が見込まれるが来週までは概ねドライとなろう。 今月の降雨不足は土壌水分の不足をもたらし、発芽が懸念されることからコーンの作付作業が遅れてきている。 

小麦に関して言えば引き続き高い単収が見こめる状況にあるが、来週も降雨が少ないようだと北部地域に大きくはないがロスも出てくることになろう。 今後の大きな懸念としては今月末までに水分の需要がピークを迎える南部地域となろう。  降雨量が少ないようだと小麦の単収にも深刻な影響が出て来ることになろう。 

 

ブラジル 

昨日も南部地域に量にして0.25〜1.00インチ、範囲にして15%の降雨があった。 来週前半まで南部地域には降雨が残る見こみで降雨量0.25〜1.00インチ、35%の範囲となろう。 ここ最近のドライな天候は季節外れであり、作付作業を遅らせる原因となっている。 

この降雨不足が今後2週間続くと、コーンの作付面積は減少するであろう。 大豆については、来月11月の前半までこのドライな天候が続かなければ作付面積の減少は起こらないであろう。 

 

本日の発表等

本日は特に重要な発表はなかった。

 

本日のトーメンの意見

 

しばらくはどちらにも動きづらい。農家はLDPを取っており、年末までに必要なお金は確保しておりしばらくは売りがでないという見方もあれば、ローンに入らずにLDPを選んだのは早い時期に売りを考えているという見方もできる。収穫がもう少し進捗し、単収に対し確たる見通しが出てくるまでは上下どちらも値幅は限られてくるであろう。

材料難の中では、昨日まで8日間連続で上げた大豆にも当然調整が入ってくる。またファンドのショートが60,000コントラクトといわれるコーンにも警戒感がある。ポジション調整から大豆売り、コーン買いという今日のようなトレードがしばらく見られる可能性は高い。実際大豆のRSIは買われすぎ、コーンのRSIは売られ過ぎとなっている。ファンダメンタルな材料に欠けているときはテクニカルを材料にトレードされる事は多い。 

大豆の場合、期近に買いが必要な場合はこのレベルからでも買いを入れていく方が無難、まだ待てるのであれば急ぐ必要はない。コーンは、ショートへの警戒感から、今のレベルを買い。今後の収穫の状況次第では、大豆は11月限480-475、コーンは12月限205-215、を再度トライする可能性は十分にある。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)