(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年10月20日

本日の相場

とうもろこし  --- 変わらず寄り付き、小幅安引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  201 1/4-01  203 3/4  200 1/4  200 1/2  -1/2  201986  -1353 
00 MAR  211 1/4-11 1/2  214  211  211 1/4  -1/4  139146  +3672 
00 MAY  218 1/4-18  220 1/2  217 1/2  217 3/4  -1/4  30813  +580 
00 JUL  223 3/4-23 1/2  226  223 1/2  223 3/4  +0  31172  +421 
00 SEP  229 3/4  231 3/4  229 1/4  229 1/4  -1/2  6924  +167 
00 NOV    234 1/2  234 1/2  234 1/2  -1  127   
            425938  +3483 

 

大豆       --- 小幅安寄り付き、安値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  496-96 1/2  498 1/2  487 1/2  488  -6 3/4  81416  -4479 
00 JAN  506 1/2-07  509  498 1/2  499 1/4  -6  54392  +2734 
00 MAR  514 1/2-15  517  507  507 1/4  -6  15346  +809 
00 MAY  520-19 1/2  521 1/2  512  512 1/2  -6 1/4  14723  +180 
00 JLY  526-26 1/2  527 1/2  518  518 1/4  -6  12975  -110 
00 AUG  526  528 1/2  519 1/2  519 1/2  -5  489  +3 
            184898  -847 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  15410  -110  OCT  1649  +7  DEC  257 3/4  -5 1/4  105.86-107.09 
DEC  15390  -190  DEC  1637  -19  MAR  273 1/4  -5 1/4   
JAN  15460  -200  JAN  1660  -27  MAY  282 1/2  -5 1/4   
MAR  15680  -150  MAR  1696  -20  JUL  292  -5 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

大豆にファンドの買い持ちはずしの動き、コーンは不安定な一日。

本日の穀物相場の特徴は、大豆三品がファンドの買い持ちはずしと南米両国の雨予報から売られ、コーンは根強いファンドの買いが継続したが、多少の農家売りと大豆・小麦の下落の勢いに抗しきれなかった格好。 

コーンは、前半は強い展開。ファンドが買戻しの動きを継続し、需要家のプライシングも旺盛に入り始めたため、売り物不足となった。メキシコが自国穀物価格維持のために、今後6ヶ月間コーン輸入枠を制限すると発表したことも、材料とされた。しかしながら、上げたところでは農家売りが多少ながら出現、そのうち大豆三品や小麦が大幅に下落していることも手伝って、値を徐々に削り始め、最終的には安値圏にまで至り、取引終了となった。 

大豆は、ブラジル・アルゼンチンの雨予報が効き、買い持ちが重荷になりかけていた大豆三品にファンドが売り攻勢をかけるきっかけとなった。セッション中、アルゼンチンが同国99/00年の大豆作付け面積が前年比3.2%増となると予想したことが、売り意欲に自信を持たせ、その下げ基調は最後まで衰えなかった。引け値は、2週間以上ぶりの安値となった。 

本日のファンドの疎きは、コーン2,200コントラクトの買い、大豆3,500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

中西部

金曜日は北東部で降雨となろうが、今後2日間は概ねドライとなり、冷え込む見込み。  しかし、作付した冬小麦の発芽に影響が出るほどの冷え込みにはならない。  現状土壌水分には問題はない。 

コーン、大豆の収穫は順調に進んでおり、今月末までの見込み。 引き続き収穫ロスは少ない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

昨日は概ねドライであった。 今晩軽い降雨が南東部にあるが、それも限定的なものとなり量にして、0.10〜0.50インチ、範囲にして15%に止まるであろう。 水分の不足がコーンの作付を遅らせており、今後もこの状況が続くようだとコーンから大豆への転換が起こる可能性が高くなってくる。 

小麦に関していえば、北部でのロスは限定的であるが、南部で水分不足が顕著になってきており水分の必要性も高まってきていることから、今後2週間降雨量が増加しなければ単収の減少も懸念される。 

 

ブラジル 

昨日は北部に降雨があり、降雨量は0.25〜1.00インチ、範囲にして15%となった。 本日も雨が残るであろうが、明日から土曜日にかけては限定的なものとなろう。 降雨量は0.25〜1.00インチで、一日の降雨範囲は10%以下に止まる見こみ。 南西部では日曜日までに降雨量も増えてくる見込みで、所によっては2.00インチの可能性も予想される。 

今週の降雨で北部の作付も進むであろうが、同時に今後水分の必要性も高まってくる。 現在ドライ地域では今月末までにコーンから大豆への転換の可能性も出てくる。 

 

< 南米天候 6〜10DAYS > 

昨日の予想と大きな変化はなく、降雨量はブラジル南部地域で平年並からそれ以上、北部で平年並からそれ以下となろう。 アルゼンチンは平年以下となろう。 

気温はブラジルで平年並からそれ以下、アルゼンチンで平年並からそれ以上となろう。  

 

本日の発表等

本日は、主要な発表は無かった。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

今週、遅くとも来週までが今年最後の買いチャンス。 

大豆の下げ、小麦の下げ、収穫農家によるコーン売り。これらが本日の下げ要因だ。どの要因も、まだ数日続く可能性を持っている。その間の安値に買い貯めをしておくべきだ。昨日述べたごとく、今年の農家の保管性向の強さには、現農業法と補助金漬けという明確な事実の裏付けがある。したがって、あくまで農家売りは収穫後期まで。そして、農家売りが途絶えれば、多少の弱材料を無視して相場は一気に上昇するしかない。需給の声の反映である。ただ、そのとき市場では、「ファンドの買戻し」という名を借りることになるであろうが。 

買いチャンスはあと数日。 ( F ) 

(大豆) 

明日以降の下げは買い。 

今日は上値に持っていこうとしたファンドが、難しいとみるやロングの手仕舞いから売りに転じた為に下げただけでありファンダメンタルは何も変っていない。農家のアイデアは生産量の下方修正で固まっており、いくら大豆を早めに売り出す傾向がある農家でも多くを期待する事は難しい。たまたま下げたときには弱気な材料を無理矢理に各トレーダー達は見つけてくる。ブラジルのレアルが久しぶりに対米ドルにて2.1と安くなった事、現在のコーン価格の低迷から来春の大豆作付け面積を7,500万エーカー以上に予想するものが出てきている事等が今日の話題として聞かれた。しかしどちらにしてもすぐにどうのこうのいう問題ではない。 

昨日の方針通り下げた場面は少しずつ拾っていきたい。収穫は終盤にかかってきた。スペースの問題は大方片付いており、農家は待ちの姿勢でいられる大勢が整いつつある。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)