(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年10月21日

本日の相場

とうもろこし  --- 変わらず寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  200 1/4-00  201  199 1/2  200  -1/2  200753  -1233 
00 MAR  211-11 1/4  211 1/2  210 1/4  210 3/4  -1/2  140070  +924 
00 MAY  218-17 3/4  218 1/4  217  217 1/4  -1/2  31310  +497 
00 JUL  223 1/4-23 1/2  224  223  223 1/4  -1/2  30949  -223 
00 SEP  229  229 3/4  229  229  -1/4  6954  +30 
00 NOV  234  234 1/4  234  234 1/4  -1/4  127   
            426191  +253 

 

大豆       --- 安値寄り付き、安値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  484 1/2-82  484 1/2  477  479 3/4  -8 1/4  77535  -3881 
00 JAN  495-94  495 1/4  488  491  -8 1/4  57987  +3595 
00 MAR  503 1/2-02  503 1/2  496  500  -7 1/4  15622  +276 
00 MAY  509-07  509  502 1/2  505  -7 1/2  14928  +205 
00 JLY  513-12  515  507 1/2  510 1/2  -7 3/4  13185  +210 
00 AUG    513  510  510  -9 1/2  493  +4 
            185374  +476 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  15040  -350  OCT  1623  -14  DEC  257  -3/4  105.90-106.12 
DEC  15160  -300  DEC  1652  -8  MAR  273 1/4  +0   
JAN  15390  -290  JAN  1681  -15  MAY  282 1/4  -1/4   
MAR  15450  -300  MAR  1712  -9  JUL  292  +0   
                   

 

本日の相場の動き

大豆関連商品が全般的に売られるもコーンは買い支えられる。 

本日も大豆関連三品が売られる展開となった。 理由としては中国が一度買いつけた大豆粕を輸出用として転売するという話が流れた事、そして南米、特にブラジルにある程度の降雨が見こめる事がきっかけとなり、テクニカルな売りも巻き込んで寄りつきから大豆は4〜6セントの安値となった。 

一方、コーンも大豆関連が弱含みで推移していたこと、そしてニューヨークダウが大きく下落していた事から軟調推移が予想されたが、期近12月限2ドル割れには大量の買いオーダーが並んでいて買い支えられる展開となった。 

その後も大豆関連は大豆の輸出成約数量が低調であったこと、そして引き続き収穫に理想的な天候が続いており、今後もその状況が続くと予想され、収穫も無事終了できるであろうとの見込みからさらに売られる展開となり、一時は大豆で10セントの下落となった。 

コーンは本日も農家の売りは限られ、大豆とニューヨクダウが弱材料に作用したものの2ドル以下では買い支えられたことから終始狭いレンジでの取引となって、前日比ほぼ変わらずからやや安値で引け、大豆はやや値を戻したものの7〜8セント安で引ける展開となった。 

本日のファンドの動きはコーンで500コントラクトの買い越し、大豆で4,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

中西部

今後5日間は、明日北東部に軽い降雨があるくらいで概ねドライとなるであろう。 気温のほうは、週末から来週にかけて平年より冷え込む予想となっているが、冬小麦の発芽に問題が生じるほど長くは冷え込まない見込み。  

引き続き収穫は順調に進んでおり、収穫ロスも少ない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

昨日は軽い降雨があり、量にして0.10〜0.25インチ、範囲にして20%となり南東部地域に限定されたものとなった。 週末にかけては概ねドライとなり、水分が不足している地域も広がってきてコーンの作付もさらに遅れることとなろう。  

南部小麦地域の水分必要性がピークに達してきており、来週降雨がないと単収減も懸念される。 

 

ブラジル 

昨日は北部、東部に降雨があり、降雨量は0.25〜1.00インチ、範囲は10%と限られた。 週末も似たような降雨となろうが、南部で降雨も増える見込みで月曜日には降雨範囲25%となろう。 

今週の降雨で北部の作付も進むであろうが、同時に今後水分の必要性も高まってくる。 現在ドライ地域では今月末までにコーンから大豆への転換の可能性も出てくる。 

 

< 南米天候 6〜10DAYS > 

昨日の予想とほぼ変わらず、降雨量はブラジル南部地域で平年並からそれ以上、北部で平年並からそれ以下となろう。 アルゼンチンは平年以下となろう。 

気温はブラジルで平年並からそれ以下、アルゼンチンで平年並からそれ以上となろう。  

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,057.7  0.0  14,094.6  12,635.9  7,768.8  0.0 
大豆  732.7  0.0  9,003.0  9,021.6  5,869.9  18.5 
小麦  627.5  0.0  13,936.7  15,239.6  3,476.7  0.0 
大豆粕  124.1  0.0  1,525.4  2,142.9  1,293.0  0.0 
大豆油  10.0  0.0  91.2  240.5  74.2  0.0 

-- コーンは予想レンジの上限で強材料、大豆は予想を下回り弱材料となった。 

 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  970.5  957.1  6,325.8  4,840.4  48,900 
大豆  805.7  444.4  3,133.1  1,890.0  23,950 
小麦  721.2  647.4  10,460.0  10,418.7  30,620 
大豆粕  129.2  103.2  232.4  270.4  6,080 
大豆油  3.3  13.7  17.0  32.2  1,040 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

来週までが今年最後の買いチャンス。 

これだけ大豆三品が激しく売られたにもかかわらず、いつになくコーンは前日引け値近辺に居座り続け、動きを見せなかった。とりもなおさず、コーン自体に売り材料が欠乏している表れだ。現在、少ないながらも出回っている収穫コーンは、大体来週まで続くと考えられる。これが当座の需要を満たしてはいるが、この状況はその後は続かない。12月限が、早晩220レベルまで急上昇することを予想する。 ( F ) 

 

(大豆) 

下値余地は少なくないが、短期。買い遅れに注意。 

米国需給関係を見ると、現レベルが継続しそうな数字ではない。しかし、南米の天候に期待をかけた投機筋の大量の買い越しが、ここへ来て梯子をはずされ、パニック的に市場に売り出されている。明日は週末のポジション調整で相場が落ち着く可能性もあるが、2万5千コントラクト程度もの買い越しが、依然売られるのを待っており、「ブラジルでの雨継続→順調な作付け」の、相場に与える効力はまだにわかには消滅しない。つまり、あと一段の下値は十分あると見ている。しかし、買い越しが溜まって売られるパターンの相場は、一旦底をつけると、その後の回復は早い。大豆11月限の475以下、大豆粕12月限の148以下は買いであろう。( f ) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)