(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年10月22日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅安値寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  199 1/2-99 3/4  200  199 1/4  199 1/2  -1/2  200024  -729 
00 MAR  210 1/4  211  210 1/4  210 1/2  -1/4  142575  +2505 
00 MAY  217-17 1/4  217 3/4  217  217 1/4  +0  31597  +287 
00 JUL  223  223 1/2  222 3/4  223  -1/4  31218  +269 
00 SEP  229  229 1/2  229  229  +0  6985  +31 
00 NOV    233 3/4  233 3/4  233 3/4  -1/2  130  +3 
            428620  +2429 

 

大豆       --- 小幅安値寄り付き、安値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  477 1/2-78  478 1/2  472  472 3/4  -7  71575  -5960 
00 JAN  489-89 1/4  490  484  484 1/2  -6 1/2  61009  +3022 
00 MAR  496 1/2-97  498 1/2  492 1/2  492 3/4  -7 1/4  16148  +526 
00 MAY  503 1/2-03  503 1/2  499  499 1/2  -5 1/2  14628  -300 
00 JLY  509-08  509  504  504 1/2  -6  13133  -52 
00 AUG    508 1/2  504 1/2  504 1/2  -5 1/2  502  +9 
            182869  -2505 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  14740  -300  OCT  1621  -2  DEC  258  +1  105.61-105.97 
DEC  14860  -300  DEC  1650  -2  MAR  273 3/4  +1/2   
JAN  15100  -290  JAN  1681  +0  MAY  283 1/2  +1 1/4   
MAR  15190  -260  MAR  1706  -6  JUL  293 1/4  +1 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

昨日同様大豆関連が売られるが、コーンは買い支えられる。

本日のマーケットも大豆関連が主役となり、穀物相場全体を下押しする展開となったが、コーンには昨日同様買いオーダーが控えていて下げ渋る格好となった。 

寄りつきから大豆は、ファンドのロングがいまだ大きく残っていることからその手仕舞いによる売りが出て小幅安値で始まった。 一方コーンも大豆関連が軟調に推移していることから下値トライの展開も予想されたが、昨日同様買いオーダーに支えられ値動きの少ないマーケットとなった。 

その後も中西部に続く収穫に理想的な天候と、ドライ懸念のあるブラジル北部にある程度降雨が予想されることが大豆相場を下押しする展開となり、大豆は6〜7セント安と昨日同様の相場展開となった。 

市場にはローン制度改正の話が再燃したこと、CRBインデックス、ニューヨークダウが堅調に推移していたことが、穀物相場にも強材料視される向きもあったが、ここ最近下げつづける大豆の勢いは止まらず、コーンは支えられたものの大豆、大豆粕二品の下げが目立つ展開となった。 

引けにかけてもこの流れは止まらず、コーンで1/4〜1/2安、大豆で6〜7セント安で引ける格好となった。 

本日もファンドの動きはコーンで800コントラクトの売り越し、大豆で4,000コントラクト売り越しとなった。 

 

各生産地の天気予報および状況

中西部

本日は軽い降雨が予想されるが、明日にも止むであろう。 降雨量は0.10〜0.25インチ、範囲にして15%と限られそう。 気温の方は週末にかけて平年以下に下がりそうだが、来週には平年並に戻りそう。 

冬小麦の発芽には少々影響出ようが、コーン、大豆の収穫は順調に進んでおり、今後2週間で概ね終了となろう。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

昨日はドライであり、週末にかけてもこの状況が続く見込み。 現在コーンの作付が遅れている地域においては水分が必要であることに変わりはなく、来週半ばまでには降雨が予想されている。 

小麦については現在状況は良いが、この状態で推移するためには来週の降雨が必要となろう。 

 

ブラジル 

昨日は北部に降雨があり、降雨量は0.25〜1.00インチ、範囲は15%と限られた。 今後5日間似たような降雨となろう。 今回の降雨がドライ懸念を和らげることとなり、作付状況も改善されることとなろう。 これにより、コーンから大豆への作付転換の動きも緩和されることとなろう。 

 

< 南米天候 6〜10DAYS > 

昨日の予想とほぼ変わらず、降雨量はブラジル南部地域で平年並からそれ以上、北部で平年並からそれ以下となろう。 アルゼンチンは平年以下となろう。 

気温はブラジル、アルゼンチンともに平年並となろう。  

 

本日の発表等

1)コミットメントオブトレーダーズ報告 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  10月19日現在  10月12日現在 
とうもろこし  27,191 SHORT   33,661 SHORT 
大豆  30,280 LONG  23,946 LONG 
大豆粕  17665 LONG  16,235 LONG 
大豆油  11,735 SHORT  11,379 SHORT 

-- コーンのショートが予想より少なく弱材料、大豆はほぼ予想数字でニュートラル。 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

来週中までが今年最後の買いチャンス。 

これから年末にかけて、例年に無いほど市場に出回るコーンが少ないと見られることが、来月に12月限が220以上のレベルに至ると予想する根拠である。以前から噂されているローン制度の改正について、具体的な内容はわからぬが、本日ほぼ本決まりとなったとの未確認情報がある。仮にこれが事実で来週あたりに発表されても、大方予想されていたことだけに、その発表自体は市場に衝撃的には受け取られないかも知れない。しかし、安相場の時に農家がよりコーンを手持ちする理由を増やす内容であることは、ほぼ確定的である。徐々にその効果が相場に現れるはずだ。もし、発表がもっと後になるとしても、農家はその発表が予想される直前に手持ちコーンを売却することには、抵抗があるに違いない。 

買い時期はそれほど長くは続かないと見ている。( F ) 

 

(大豆) 

下値余地は少なくないが、短期。買い遅れに注意。 

投機家の売りが続いている。しかし、本日のCOT報告では買い持ちポジションが市場予想より小さいことが確認されている。投機家が南米の天候改善や、中国の輸入意欲減退予想から投げ始めたきっかけは理解でき、今後も1〜2日続いても不思議はない。しかし、それはきっかけにはなっても、現在の安値レベルを正当化できる要因ではない。 

本日、主に西部産地で大豆の現物ベーシスが大幅上昇に転じた。収穫作業がほぼ終了し、現物価格は一足先に適正レベルを探し始めた。現レベル以下の安値は買い場。 ( F ) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)