(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年10月28日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅高値寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  201 1/2 - 01  202  199 1/4  199 1/2  -1  197132  -2353 
00 MAR  212 1/4 - 12 1/2  213  210 1/2  210 3/4  - 1/2  147852  +1067 
00 MAY  218 3/4 - 18 1/2  219 3/4  217 1/2  217 3/4  - 1/2  33812  -1 
00 JUL  225 - 25 1/4  225 3/4  223 1/4  223 1/2  - 3/4  32279  +106 
00 SEP  230 1/2 - 30 3/4  231 /14  229 1/4  229 1/2  +0  7355  +78 
00 NOV    236 1/4  235 1/2  235 1/2  +0  219   
               

 

大豆       --- 小幅高値寄り付き、安値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  470 - 71 1/2  474  465  465 3/4  -3 1/2  39836  -10174 
00 JAN  484 -83  486 1/2  477  478  -4  78523  +6105 
00 MAR  492 1/2 - 93  494 1/2  486  487  -3 1/4  21456  +1595 
00 MAY  499 1/2 - 99  501  493  493 1/2  -4 1/4  14671  -78 
00 JLY  505 1/2 - 06  507 1/2  499  499 1/2  -3 3/4  14823  +649 
00 AUG    508 1/2  499  499  -3 1/4  698  +20 
            176427  -1706 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  14640  -60  DEC  1624  -6  DEC  257 1/4  + 3/4  104.20-105.86 
JAN  14740  -30  JAN  1650  -6  MAR  273  + 1/2   
MAR  14920  -60  MAR  1681  -5  MAY  282 1/2  + 1/4   
MAY  14970  -70  MAY  1714  -4  JUL  292 1/2  +0   
                   

 

本日の相場の動き

コーン,大豆ともに堅調に推移するも引けにかけて売りこまれ安値引けとなる。

本日のマーケットは前半から半ばまで強含みの展開であったが、引け前に大きく売られる格好となって安値引けとなった。 

週間輸出成約数量が大豆は事前予想を下回ったものの、コーンの数量が164万トンと大きく予想を上回ったことから買いが先行し、寄りつきからコーン、大豆ともに約1セント高値でのオープニングとなった。 

その後も大豆市場において昨日材料視された中国が米国産大豆を近々買いつけるという話や、台湾、韓国が積極的にコーン、大豆の買い付けを行っていることが、本日も強材料となって大豆、コーンともに堅調推移となる。   

しばらくは、プライシングタイプの買いも見られ相場は強含みで推移する展開となったが、取引ボリュームは限られ堅調な相場ではあるものの、比較的穏やかなマーケットが続いた。 

引けに近づくにつれ、今度は連日言われていることだが、引き続き収穫に理想的な天候が米国中西部に続いておりこのまま収穫ロスのないまま終了を迎えられそうなこと、そして南米アルゼンチン、ブラジルに降雨があり、南米のドライ懸念がかなり和らいだことから徐々に売られていく展開となっていった。 それに加えてCRBインデックスも下落していたことからファンドの売りも引け間際に見られ、結局はコーン、大豆ともに小幅安値での引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーンで2,000コントラクトの売り越し、大豆で3,000コントラクトの売り越しとなった。  

 

 

各生産地の天気予報および状況

中西部

昨日も温暖でドライとなった。 金曜日遅くから土曜日にかけて降雨予想され量にして0.10〜0.75インチ、範囲にして40%と見こまれている。 小麦の発芽には恵みの雨となろう。 コーン、大豆の収穫については今後2週間でほぼ終了するであろう。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

産地に雷雨が続いており、量にして0.25〜1.25インチ、所によっては2.25インチで、範囲にして40%となろう。 明日には勢力も弱まるだろうが、今回の降雨で降雨量0.25〜1.00インチ、所によって2.0インチ、範囲にして80%に達することとなろう。 この雨によりコーンの作付状況を平年並まで改善し、大豆の作付も順調に開始されそうな見込み。 

 

ブラジル 

昨日は降雨あり、量にして0.25〜0.75インチ、範囲にして25%となる見込み。 今後5日間も降雨予想され、量にして0.25〜1.00インチ、範囲にして65%となろう。今週も西部には降雨が続く予想で、今後5日間に0.25〜1.00インチ、所によって2.00インチ、範囲にして65%となるであろう。 この降雨によりほぼ全体の土壌水分を潤沢にし、発芽を促すこととなろう。 

 

 

< 南米天候 6〜10DAYS > 

降雨量はアルゼンチンでほぼ平年並、ブラジルは北部で平年並から平年以上と予想され、南部で平年から平年以下と予想される。 気温についてはブラジル、アルゼンチンともに平年以下と見こまれる。  

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,634.7  0.0  15,725.3  13,905.3  8,269.9  0.0 
大豆  511.0  0.0  9,514.0  9,630.7  5,661.1  18.5 
小麦  625.8  0.0  14,562.6  15,572.3  3,633.6  0.0 
大豆粕  135.6  0.0  1,661.0  2,217.2  1,303.7  0.0 
大豆油  16.6  0.0  107.0  275.4  90.4  0.0 

-- コーンは今年度最高の数字となり強材料、大豆は予想を下回り弱材料となった。 

 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1133.6  970.5  7455.4  5653.6  48,900 
大豆  719.8  805.7  3852.9  2897.3  23,950 
小麦  469.0  721.2  10929.0  10988.7  30,620 
大豆粕  124.9  129.2  357.3  375.8  6,080 
大豆油  0.4  3.3  17.4  47.8  1,040 

 

本日のトーメンの意見

 

今は買い。相場は上げる。 

来年からの新しい受渡制度を控え、受渡ポイントから外されるトレドから多くの受け渡し玉が出てくるのではないかとの懸念、南米での降雨等を背景にやや売られての引けとなった。しかしファンダメンタルには変わりがなく相場はいずれ上げると考えている。本日話を聞いたアナリストも第一四半期の輸出成約のペースは好調であり、農務省の年間予想を上回る可能性が高いと分析している。需給関係が緩む兆候は今の時点では見られない。 

確かにチャートを見ればまだ弱い予想をする者もいる。しかしファンダメンタルに基づかないチャートによるトレードはいづれ修正されるのが今までの常となっている。しかもチャートを分析して弱気コメントを出す者でさえ、ここから最大下がっても15セント程度の予想にとどまっている。 

明日は受渡の初日であり、経験的には下げが期待できる日ではある。しかし様子見するのではなく、このレベルは買いを入れていきたい。トレンドが上昇を見せはじめる前に少なくとも例年以上のペースでの買い付け進捗でいきたい。参考までに国内の搾油メーカーの原料買い付け進捗率は50-60日分と例年程度の進捗率といわれている。ファンドも国内の需要家も海外の需要家も買わなければいけないポーション、買えるポーションは多く残している。くどくなってしまうが上昇トレンドになる前に買いを進めていきたい。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)