(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年11月3日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- ほぼ変わらず寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 DEC | 198 1/4-98 1/2 | 203 | 198 1/4 | 201 1/2 | +2 1/2 | 198311 | -1217 |
| 00 MAR | 208 3/4-09 1/4 | 213 | 208 3/4 | 212 | +2 1/4 | 161635 | +3821 |
| 00 MAY | 216 | 219 | 215 1/2 | 218 1/4 | +2 | 35405 | -226 |
| 00 JUL | 221 3/4-21 1/2 | 225 | 221 1/4 | 223 3/4 | +1 1/2 | 35056 | +570 |
| 00 SEP | 228 1/2-28 3/4 | 231 1/2 | 228 | 230 | +1 1/4 | 7893 | +2 |
| 00 NOV | 237-36 3/4 | 236 3/4 | 236 | 236 | +1 1/2 | 225 | +4 |
| 456456 | +3025 |
大豆 --- ほぼ変わらず寄り付き、まちまちの引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 NOV | 471-71 1/2 | 475 1/2 | 467 | 472 1/2 | +1 1/2 | 12302 | -1685 |
| 00 JAN | 482 1/4-83 | 486 1/2 | 478 | 482 1/4 | -1/4 | 93899 | +284 |
| 00 MAR | 489-90 1/2 | 493 | 485 1/2 | 488 1/4 | -1 3/4 | 23565 | -117 |
| 00 MAY | 495 3/4-96 1/2 | 498 | 491 1/2 | 494 | -1 3/4 | 15076 | +373 |
| 00 JLY | 501-00 1/2 | 504 | 496 1/2 | 498 3/4 | -2 1/2 | 16404 | +864 |
| 00 AUG | 505 | 497 1/2 | 498 | -2 | 723 | +14 | |
| 169048 | +26 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 15060 | +70 | DEC | 1608 | -3 | DEC | 259 1/4 | +4 | 104.14-104.98 |
| JAN | 15030 | +40 | JAN | 1634 | -4 | MAR | 275 1/4 | +3 3/4 | |
| MAR | 15080 | +0 | MAR | 1664 | -3 | MAY | 284 1/2 | +3 1/2 | |
| MAY | 15090 | +10 | MAY | 1697 | -2 | JUL | 294 3/4 | +3 3/4 | |
| 本日の相場の動き |
コーン、大豆ともに買われ、コーンは期近12月限で2ドル台を回復する。
本日のマーケットは最近にしてはコーンに動きがあって買われる展開となり、終値でも2ドル台を回復した。
朝方発表されたスパークスの生産量予想がコーンは予想レンジの中では大きめ、、大豆はレンジの中でやや低めとなったことから、寄り付き前は、コーンはやや弱含み、大豆はどちらかと言えば堅調ムードが予想された。 しかし、実際のオープニングは発表の影響も少なく昨日レベルとほぼ変わらず、穏やかなオープニングとなった。
しかし、しばらくすると本日も小麦が買われて堅調に推移していたことから、コーン、大豆ともに買われる展開となっていく。 特にコーンは今の値位置が約定安値に近いレベルまできていて、ここ最近も狭いレンジでの取引から抜け出せない状態が続いていたこと、そして11月の米国農務省需給報告を前にしてファンドのショートカバーが、多くはないが見られたことから強含みの展開となり、一時は12月限で203まで買われた。
大豆も引き続き中国を始めとする買いが噂されていたこと、そして現物価格が上昇していたことにより一時は買われ堅調に推移したが、南米アルゼンチン、ブラジルのドライ懸念も少なくなってきたことにより売りが出て値を戻していった。
結局引けにかけてコーンもある程度値を戻したものの、コーンは引けで2ドルを回復した。 大豆はほぼ値を戻しまちまちの引けとなった。
| 各生産地の天気予報および状況 |
中西部
昨日はオハイオ地域に降雨あり、量にして0.10〜0.50インチ、、範囲にして小麦地域の20%、コーン地域の10%と限られた。 今週残りはドライで温暖となる見込み。 小麦地域の東部半分は発芽に十分な水分状況となっているが、西部地域は引き続き降雨が望まれるところ。 コーンの収穫は概ね今週終了するであろう。
| NWS6-10日天気予報(11月7日〜11月11日) |
| 気温(平年) | 雨量(平年量/日) | |
| 西部コーンベルト | MA(45) | B(0.27/1) |
| 東部コーンベルト | A/MA(49) | N/B(0.43/1) |
| デルタ | A(58) | N(0.56/1) |
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
アルゼンチン
昨日は降雨あり、量にして0.10〜0.50インチ、範囲にして15%となった。 今後ドライな天候が土曜日までは続く見込みだが、日曜日には雨となりそう。 量にして0.25〜1.00インチ、範囲にして30%の予想で主に北部地域となろう。 コーン、大豆は水分も潤沢になったことから作付けも順調に進捗し、小麦の生育状況も順調に推移するであろう。
ブラジル
昨日は西部地域に降雨あり、量にして0.25〜1.00インチ、範囲にして50%となった。 降雨地域は今後広がっていく見込みで、量にして0.25〜1.50インチ、範囲にして75%となった。 この降雨が発芽を順調に進捗させるための水分を十分に保つこととなろう。
< 南米天候 6〜10DAYS >
降雨量はブラジル南部とアルゼンチンでは平年並だが、ブラジル北部においては平年以上が予想される。
気温の方はアルゼンチンが平年並、ブラジルが平年以下の見込み。
| 本日の発表等 |
| スパークス生産量予想(単位:百万ブッシェル) |
| スパークス11月 | スパークス10月 | USDA10月 | |
| 大豆 | 2,681 | 2,752 | 2,696 |
| コーン | 9,509 | 9,474 | 9,467 |
---コーンは先月のUSDA予想を上回りやや弱材料、大豆はUSDA予想を下回りやや強材料となった。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
相場上昇を予想。
本日朝発表のコーン強気指数はわずか7。市場にはまだ、今後も12月限2ドルをはさんだ狭い範囲でコーン相場が推移するとの見方が支配的のようだ。今日の相場展開の中でも、前半は現物需給逼迫感と数社の投機筋によるポジション整理から、コーンが買い上げられたが、後半はその狭い動き予想から売り始める者が多く、農家売りも多少見られたために、相場は伸び悩みの憂き目にあった。
しかし、好調な国内飼料需要と輸出需要を満足させるには、このレベルは低すぎる。農家の期近売りは、目先の資金需要からまだ多少見られるであろうが、今年は政府によるタイムリーな現金による補助金支給が農家の売り欲求を減らしており、その点からの現物の出回り量は今以上に減少する。売りもの不足は相場を堅調にし、12月限が205レベルにも上昇すれば、狭い範囲での取引を信じていたトレーダー達はその方向転換に走る。そこからどれだけ売り越しが整理されるかが、相場の天井を決める一最大要因になるが、一つのターゲットとしては農家売りを確実にするレベル、12月限で220近辺が目安となる。 ( F )
(大豆)
相場の上げを予想。
意に反して、だらだらとした相場が続いている。搾油需要が回復している事、輸出のペースも農務省の予想を上回っている事、何よりも在庫率が決して高くない事から相場の上昇を予想している。
昨日イリノイ、ウイスコンシンのカントリーエレベーターと農家を回ってきた。農家は自分本意でしかものを考えないが、なぜ相場がこのように低迷しているのか理解できないと口々にいっていた。誰もがこの価格では売るつもりはないというコメントであった。
このレベルから更に下げるファンダメンタルは見つからない。このレベルですら下げ過ぎていると考えている。下げるとすれがチャートが弱いサインを出しており、ファンドがそれを材料にして更に売りを入れるかという事であろう。最近の動きの鈍いマーケットから各トレーダーとも非常に判断に苦しんでいるのが実情。ただいえる事は南米が順調にいったからといって、7月のような4ドルすれすれの相場は考えられない。それに比べ南米に何かあったら、6ドル50セントを唱える者もいる。上げの方のリスクが下げよりも大きいのは間違いない。やはり買いだ。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)