(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年11月9日

本日の相場

とうもろこし  --- 変らずの寄り付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  202-01 3/4  202 1/4  200 1/2  200 3/4  -1 1/4  192286  -1709 
00 MAR  213-12 3/4  213 1/4  211 3/4  212  -3/4  169853  +1766 
00 MAY  219-19 1/  220  218 1/2  218 3/4  -1/2  35270  +48 
00 JUL  225  226  224 1/2  224 3/4  -1/4  38574   
00 SEP  231  231 3/4  230 3/4  231  +0  8191  +36 
00 NOV    237  236  236  -1  212   
            462720  +252 

 

大豆       --- やや安値寄り付き、安値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  472 1/2  474 1/2  470  470 1/4  -3  5346  -328 
00 JAN  481 1/2-82 1/2  483 3/4  478 1/2  479  -4  90384  +483 
00 MAR  488 1/4-89  490  485  485 1/2  -3 3/4  23720  +787 
00 MAY  494-94 1/2  495  490 1/2  490 1/2  -4  15989  +60 
00 JLY  500  500 1/2  495 1/2  495 3/4  -4  18792  +361 
00 AUG  500  500  495  495  -4  789  +3 
            162600  +1380 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  15330  -10  DEC  1613  -9  DEC  253 1/2  -5 1/4  104.83-105.13 
JAN  15140  -80  JAN  1638  -7  MAR  269 3/4  -5   
MAR  15050  -120  MAR  1671  -5  MAY  279 3/4  -4 1/2   
MAY  15020  -110  MAY  1704  -3  JUL  289 1/2  -5 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

需給報告を前に閑散な一日。小麦につられて下げる。

中西部の温暖でドライな天候をうけて小麦がやや高値にて始まった。大豆・コーンもこれにつられた。コーンには昨日のコミットメントオブトレーダーズにてファンドのショートが予想より大きかった事もサポート要因となっていた。 

しかし小高く始まった小麦に買いが続かず、安値にまわったことが一転して相場の雰囲気を弱いものに変えてしまった。大豆は今週の南米の天候が理想的である事が焦点とされ、サポートラインであった、1月限480を割ってのトレードとなった。コーンも昨日韓国が21万トンのとうもろこしを買った事が最初は強気材料と考えられるも、あとから3/4はオプションで中国産になると考えられ強気材料とはならなかった。 

マーケットは全くの閑散としたものであった。コーンは終了15分前までは3/4セントのレンジでしかトレードされていなかったほど。各コミッションハウスからはオーダーがないかの問い合わせとともに、余りにも閑散なため涙が出てくるというコメントまでもらったほであった。 

結局、引け間際に各商品ともにファンドの売りが入った為に本日の安値圏での取引終了となった。取引量は通常の半分程度であったと考えられている。 

本日のファンドのポジションはコーンにて1,000コントラクトのネットショート、大豆も1,500コントラクトのネットショートであったと考えられている。 

 

(需給報告予想) 

コーンは生産量にて95億ブッシェルをどの程度上回るか、また輸出の数字を増やすかがポイント。大豆は生産量が27億ブッシェルをどの程度下回るか、その結果期末在庫を減らすか、それとも需要の減少で調整するかがポイントとなる。 

 

各生産地の天気予報および状況

中西部

昨日、本日とも概ねドライにて引き続き乾燥した天候が続いている。 今週唯一の降雨は明日、中西部にて見込まれるが降雨量0.10〜0.35インチ、範囲15%と限定的なものとなろう。今週はドライなうえにこの時期としては記録的な暖かい気温が見込まれており、小麦への生育が懸念される。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

今週はドライな天候に恵まれ、コーン、大豆、ひまわりの作付けが順調に進む。気温の低下は発芽を遅らせているが、ダメージの心配はない。今週後半には気温の上昇が予想されており、作付け・初期生育には理想的になりつつある。 

ブラジル 

今月に入ってからの降雨はコーンと大豆の発芽、初期の生育に非常に恵みとなった。今週更にドライな地域に降雨が予想されており、土壌水分の問題はほぼなくなっている。水分過多から作付けが遅れ気味の地域が散見されるが、作付け遅れから大豆等に作付け変換されるほどの遅れにはなっていない。 

< 南米天候 6〜10DAYS > 

降雨量はブラジル南部にて平均を下回るがブラジル中北部、アルゼンチンは平年並みを予想。 

気温はアルゼンチンとブラジル南部にて平年並みか、かなり平年を上回り、ブラジル中北部は平年並みを予想。 

 

南アフリカ 

コーン作付け地域全体にて水分が不足している。今週の降雨が発芽には恵みとなっているが、まだ40%の地域にて発芽・初期生育のための水分が不足している状況。 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  10月29日  前週  前年同期 
コーン  15,236  14,292  16,205 
大豆  5,452  5,620  7,731 
小麦  38,883  38,707  31,333 

- コーン、大豆ともにニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  11月2日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.1  unch      21.5   unch    1,118.8   1,140.4 
1998crop  83.7  -12.2      22.4   1.1    1,646.4   1,752.5 
1999crop  137.6  38.3       0.0   unch      3.7     141.3 

−大豆− 

  11月2日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.1  unch        6.7   unch    259.5   266.3 
1998crop  12.0  - 1.6       6.6    0.2    321.3   339.9 
1999crop  75.8  19.6       0.0   unch      1.4    77.2 

−コーン、大豆ともにニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

明日の需給報告次第。

しばらく’これ’という決め手の要因に欠けていただけに明日の需給報告が注目される。コーン・大豆ともにマーケットの方向性を見出せないでいた為、インパクトが少ないレポートにも大きく反応するかもしれない。 

今日のシカゴは本当に暖かかった。我々はこの異常気象を満喫できたが、異常気象は穀物に豊作をもたらすのであろうか?ラニーニャも今後どのような影響をあたえるかははっきりと言明できないが、原料に携わるものとしてはヘッジの意味から、異常気象=異常高騰もありうると考えておいた方が無難であるという気がする。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)