(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年11月12日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 小幅安値寄り付き、小幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 DEC | 194 3/4 - 95 | 195 1/2 | 193 3/4 | 194 1/4 | -1 | 176240 | -8967 |
| 00 MAR | 206 1/4 - 06 3/4 | 206 3/4 | 205 | 205 1/2 | -1 1/4 | 183377 | +3961 |
| 00 MAY | 213 1/2 - 14 | 214 | 212 | 212 1/4 | -1 1/2 | 38428 | +1265 |
| 00 JUL | 219 3/4 - 20 | 220 | 218 1/4 | 218 3/4 | -1 | 41178 | +418 |
| 00 SEP | 226 - 25 3/4 | 226 | 224 1/2 | 225 | -1 | 8949 | +389 |
| 00 NOV | 234 1/2 | 232 | 231 | 231 | -1 1/4 | 232 | |
| 467326 | -2793 |
大豆 --- 小幅安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 NOV | 457 | 458 | 454 1/4 | 455 1/2 | -1 1/2 | 2442 | -835 |
| 00 JAN | 466 - 66 1/2 | 467 1/2 | 462 | 462 3/4 | -4 3/4 | 88737 | -775 |
| 00 MAR | 472 1/2 - 73 1/2 | 474 | 469 1/2 | 470 1/4 | -4 | 26106 | +314 |
| 00 MAY | 479 - 79 1/2 | 480 | 475 1/2 | 476 | -3 3/4 | 15793 | +175 |
| 00 JLY | 484 1/2 - 84 | 485 | 481 | 481 1/2 | -4 1/4 | 20172 | +183 |
| 00 AUG | 483 1/2 | 485 | 481 | 481 1/2 | -3 1/2 | 868 | -3 |
| 162831 | -769 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 14820 | -20 | DEC | 1576 | -11 | DEC | 244 1/4 | -2 3/4 | 104.84-105.33 |
| JAN | 14630 | -40 | JAN | 1602 | -11 | MAR | 260 3/4 | -2 3/4 | |
| MAR | 14510 | -100 | MAR | 1634 | -9 | MAY | 271 | -1 1/2 | |
| MAY | 14500 | -110 | MAY | 1668 | -6 | JUL | 271 | -1 1/2 | |
| 本日の相場の動き |
コーンは全限月約定安値圏へ、しかし取引ボリュームは限られる。
昨日同様取引ボリュームは少なく比較的静かなマーケットであったが、大豆もここ最近の安値を更新、コーンは全限月約定安値圏へと入ってきた。
本日のマーケットは、割安感から買い戻しを予想する向きもあったが、昨日がベテランズデーだったことにより今日の発表になった輸出成約数量がコーン、大豆ともに予想を下回る数字であったことから、寄り付きから弱含んで始まった。
その後もオプション絡みのファンドの新規売りが見られ、動きが少ないながらも軟調な相場展開となっていく。 市場には中西部におけるコーン、大豆の収穫が理想的に終了段階に到達したこと、南米の天候にも懸念材料が少なくなり、本日発表されたブラジル大豆の作付け進捗率も平年並みの進捗率となっていたことからコーンは一時期近12月限で193台に、大豆は1月限にて3ヶ月ぶりの安値圏へと下落していった。
コーン、大豆以外の商品も同様に弱含みの展開となり、輸出成約数量が低調であった小麦、輸出成約が多かったにもかかわらず大豆の弱地合に引っ張られた大豆粕と、本日のマーケットはボリュームは限られたが全般的に軟調地合となった。
終盤は引けにかけてやや値を戻したものの、全般的に弱気ムード漂うマーケットに変化はなくコーンは1〜1-1/2セント安、大豆で3〜4セント安となった。
本日のファンドのポジションはコーンにて2,200コントラクトの売り越し、大豆にて1,600コントラクトの売り越しであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
中西部
昨日はドライ。今後5日間大平原地域では平年以上の暖かい気温とドライな天気が続くと予想されるが、中西部は、平年並みに戻っていくであろう。土壌水分の不足は冬小麦の生育にダメージを及ぼす懸念がある。現状では、2/3の冬小麦地帯にてその懸念がある。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
アルゼンチン
昨日はドライで温暖な気候となった。 この週末もドライで気温も上がってくるであろう。 来週火曜日までには降雨が見込まれ、0.25〜0.75インチ、30%の範囲に降雨が予想される。
コーン、大豆、ひまわりの作付けは順調に進んでいる。 来週降雨が予想されるが、発芽と初期の生育も順調に推移するであろう。 小麦の生育も今週温暖だったことにより順調に進んでいる。
ブラジル
昨日は北部2/3の地域に降雨があった。 降雨量は0.25〜1.00インチ、範囲は20%となった。 週末は北部、中央部に降雨予想されるが、来週始めにも止む見込み。 0.25〜1.00インチ、60%の範囲と予想される。
土壌水分は潤沢な状況ゆえ、初期の生育も順調に進むであろう。
< 南米天候 6〜10DAYS >
アルゼンチンは平年並みかやや高めの気温、平年よりやや多めの降水量を予想。
ブラジルは平年並みかやや高めの気温、平年並みの降水量が見込まれるが、北東部は降雨は限られそう。
南アフリカ
昨日は概ねドライ。 今後5日間は降雨も限られそう。 量にして0.10〜0.75インチ、35%の降雨範囲と予想される。 降雨が少なくなってきていることにより、今後初期の生育が懸念されるドライな地域が約1/3となる可能性もある。 それを避けるためにも来週の降雨が望まれるところ。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 729.1 | 0.0 | 17,774.1 | 15,518.0 | 8,507.8 | 0.0 |
| 大豆 | 525.6 | 0.0 | 10,769.9 | 10,738.1 | 5,267.8 | 18.5 |
| 小麦 | 270.9 | 0.0 | 15,190.4 | 16,105.9 | 3,130.7 | 0.0 |
| 大豆粕 | 179.6 | 26.5 | 1,958.4 | 2,406.5 | 1,342.4 | 26.5 |
| 大豆油 | 25.6 | 0.0 | 141.4 | 326.4 | 75.7 | 0.0 |
-- コーン,大豆ともに予想を下回り弱材料となった。
| 2) 週間輸出高 (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 639.2 | 1171.7 | 9266.3 | 7312.1 | 48,900 |
| 大豆 | 622.1 | 1027.2 | 5502.1 | 4877.7 | 23,950 |
| 小麦 | 497.7 | 633.0 | 12059.7 | 12014.3 | 30,620 |
| 大豆粕 | 120.8 | 137.9 | 616.0 | 697.8 | 7030 |
| 大豆油 | 37.5 | 10.7 | 65.7 | 111.3 | 910 |
| 3) ブラジル大豆 作付け進捗状況 |
| 今年 | 昨年 | 5年間平均 |
| 35% | 32% | 35% |
前半は水分不足により作付けも遅れ気味であったが、タイムリーな降雨が土壌水分を改善させ作付けも平年並みまで進捗している。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
年内の堅調、年末以降の下げを予想。
USDA報告を吸収するのに数日を必要とするが、これからしばらく相場は回復期に入ると見る。20億超の期末在庫に加え、理想的に推移する南米天候、中国産輸出圧力と、売る要因には事欠かないが、弱材料も出尽くし、相場は次の要因を待つことになる。USDA報告や、収穫後もそれなりに出てきた農家売りが、相場参加者を売りに向かわせ相場回復時期を遅らせた。が、11月・12月の玉不足がここまで相場に先取りされなかっただけに、今後顕在化される逼迫感は、新弱材料が出にくい中で次の変動要因となり、投機筋のポジション整理とともに、相場レベルを切り上げる。
しかし、慢性的な需給の緩さはいかんともしがたく、12月後半あるいは1月からの相場レベルは現在よりもう一段あるいは二段低いレベルとなるであろう。(南米の生育がよほど悪ければ話が別であるが。)需給の緩さは、99/00年クロップの期末在庫20億ブッシェル超のみならず、次年度も米国農家がより多くの収量を得ることのみに血道をあげる原因となる現農業法が後押しをする。つまり、今後数年は、天災無くしてコーン相場は長期の上げはしにくい。 ( F )
(大豆)
しばらくはレンジ内の取引継続を予想。
目新しいニュースは出てきていない。マーケットでの売り買いもファンドがメインで実需のプライイシングも農家のヘッジと思われる売りにも乏しい。そのファンドの売りも少なくなってきている。今日はファンドが再度売りにまわった為下げたが、下値はあってもあと10セント、上値はとりあえず20セントのレンジでの取引がしばらく続くと考えている。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)