(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年11月17日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  195 3/4-95 1/2  196  194 1/4  194 1/2  -1 3/4  165150  -5015 
00 MAR  206 1/2-06 3/4  207  205  205 1/4  -2  190491  +1990 
00 MAY  213 3/4-13 1/2  214  212  212 1/4  -2  40418  +1359 
00 JUL  220-19 3/4  220 1/2  218 1/4  218 1/2  -2 1/4  43174  +855 
00 SEP  227 1/4-27 1/2  227 1/2  224 3/4  225  -2 1/4  9345  +150 
00 NOV    232  231 1/4  231 1/4  -1 3/4  259   
            468583  -146 

 

大豆       --- 小幅高値寄り付き、安値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 NOV  464  464  456 1/2  458  -4 3/4  910  -675 
00 JAN  471 1/2-70 3/4  472 1/4  465  466 1/4  -4 1/4  88033  -685 
00 MAR  479-78 1/2  480  473  474 1/4  -3 3/4  26513  +233 
00 MAY  484 1/2  486  479 3/4  480 1/2  -3  16960  +752 
00 JLY  489 1/2-90  491  485  486 1/4  -3 1/2  20413  +148 
00 AUG  490 1/2-91 1/2  491 1/2  485  485 3/4  -3  967  +19 
            163030  -109 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  14840  -210  DEC  1613  +9  DEC  245 3/4  -5  105.23-105.50 
JAN  14680  -230  JAN  1633  +8  MAR  261 1/2  -5 1/4   
MAR  14520  -260  MAR  1667  +10  MAY  271 3/4  -4 3/4   
MAY  14510  -260  MAY  1698  +10  JUL  281 3/4  -5   
                   

 

本日の相場の動き

取引ボリュームは限られたが、小麦につられ弱含む。

昨日のマーケットは小麦がコーン、大豆相場を引っ張り堅調な展開となったが、本日は一転、小麦がコーン、大豆を下に引っ張る格好となった。 

昨日引け後に発表されたNOPAの搾油量が予想を上回るものであったため、寄り付きは大豆が堅調ムードで始まった。  しかし、昨日相場をリードした小麦市場は、世界的に見た場合の在庫の多さとドライ懸念の出ているUS産冬小麦地域に来週降雨が望めることが弱材料となって軟調に推移する展開となっていく。 この小麦市場の弱さを受けて、コーン、大豆マーケットも徐々に売られていき、小麦とともに3商品弱含みの展開となった。 

その後も取引数量は限られたもののアルゼンチン、ブラジルの天候が良好に推移していることも嫌気され、徐々に値を切り下げていく展開となり、コーンは約定安値をトライするマーケットとなっていった。 

マーケット終盤になってもこの地合は変わらず、小麦がコーン、大豆を下に引っ張り軟調ムードのまま、結局コーンで1〜2セント安、大豆で3〜4セント安、小麦が約5セント安での引けとなった。 

本日のファンドポジションは、コーンにて1,300コントラクトの売り越じ、大豆にて1,500コントラクトの売り越じであったと考えられている。 

 

各生産地の天気予報および状況

中西部

昨日はドライであったが、今後木曜日に大平原地域に、金曜日に中西部地域に降雨が予想される。 中西部で0.10〜0.75インチ、範囲40%の降雨が、大平原地域で0.10〜0.35インチ、範囲15%の降雨が見込まれる。 来週半ばにも再度降雨が見込まれ、小麦の生育改善も望めるが、さらなる水分が必要な状況にある。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

昨晩は西部地域15%の範囲に、0.10〜0.75インチの降雨があった。  今後土曜日にかけて再度降雨が予想され、0.10〜0.75インチ、範囲65%と予想され、主に南部、西部に多くなろう。 この雨による作付けの遅れは限られ、概ね発芽のための水分も潤沢にある状況。 北東部地域に降雨が望まれるが、週末にかけてある程度の雨は見込める。  

 

ブラジル 

昨日も概ねドライ。 金曜日から週末にかけて南部、西部地域に降雨が予想される。 降雨量0.25〜1.00インチ、35%の降雨範囲となろう。 コーン、大豆の発芽のための水分供給は十分であり、ドライとなっても作付けの進捗が見込める状況にある。 

 

< 南米天候 6〜10DAYS > 

アルゼンチンは平年並みからやや低い気温、そして平年以上の降水量と予想される。 

ブラジルは平年並みからやや高めの気温、そして平年以上の降水量が見込まれる。 

 

南アフリカ 

昨日の雨は限られたものとなり、量にして0.10〜0.50インチ、範囲にして20%となった。 金曜日までは引き続き限定的な降雨となろうが、土曜日、日曜日と増えていく見込み。 降雨量0.10〜1.00インチ、範囲60%となろう。 この降雨により生産地1/3の地域のドライな状況を改善させることとなろうが、さらなる水分が必要な状況にある。 

 

 

本日の発表等

本日は特に主だった発表はありませんでした。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

大きく上げるには力不足も、しばらく堅調を予想。 

今月から来月にかけて、現物不足による相場上昇を予想していたが、現在のところまだその兆候はほとんど見られていない。農家手取りの現物相場は高騰しているが、それが定期相場には反映されていない。農家やカントリーエレベータの軒先にところ狭しとコーンが積み上げられている現実から、商業筋が買い進めても、投機筋がその先を見越して売りから入る姿勢を崩さず相場は上昇しない。確かに、1月以降は現物・定期コーン相場は下値の予想が難しいほど軟調推移するであろう。そのため、現物不足の定期相場反映、ファンドのポジション整理による相場上昇はこれからまだ起きると考えるものの、年末が近づくにつれ、1月以降の軟調がちらつき、上昇も短命に終わる事になる。相場はしばらく堅調となるも、当初予想したほどの上昇力はない。(F) 

 

(大豆) 

しばらくは、一進一退の取引を予想。 

南米での降雨予報とアルゼンチンでの作付面積が5.7%増加されるのではとの思惑から弱い相場となった。しかしアルゼンチンの作付け増加分はそのほとんどが二毛作用であり、単収はそれほど期待できないのが実際だ。今日の相場でこのナンバーはすでに折り込まれ、明日以降の要因にはならないと思う。 

農家が不足払いを取った大豆はすでに11億5700万ブッシェルにものぼっている。繰り返しになるが、農家は充分な手持ち資金がある。しばらくは売りはでてきようがない。一方買いの方はというと南米が順調な事、また何よりファンドがロングになっている事からあせらずにじっとかまえていられる状況。売り買いともしばらくは様子見の状況が続くと思う。 

短期的には今週11月限が限落ちした後、1月限が11月限の価格まで落ちていくシナリオが考えられる。もし1月限が460を割るような事があれば其処は一旦拾っておいていいレベルといえる。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)