(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年12月02日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 小幅安値寄り付き、小幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 DEC | 189-89 1/4 | 190 1/2 | 188 1/4 | 189 | -1/4 | 24301 | -17384 |
| 00 MAR | 202 1/2-02 1/4 | 203 3/4 | 201 3/4 | 202 1/2 | -1/4 | 231951 | -337 |
| 00 MAY | 209 1/2-09 1/4 | 210 1/2 | 208 3/4 | 209 1/4 | -1/2 | 52290 | +683 |
| 00 JUL | 216 1/4-16 | 217 1/4 | 214 1/4 | 216 | -3/4 | 53130 | +318 |
| 00 SEP | 222 3/4-23 | 223 1/2 | 222 1/2 | 222 3/4 | -1/2 | 11220 | -46 |
| 00 NOV | 230 | 229 | 229 1/4 | -1/2 | 255 | +10 | |
| 402454 | -16007 |
大豆 --- 小幅高値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 JAN | 476-77 | 477 | 472 | 472 3/4 | -3 1/4 | 78484 | -3754 |
| 00 MAR | 483-83 1/2 | 484 1/4 | 479 1/2 | 480 1/4 | -3 | 31163 | +418 |
| 00 MAY | 489 1/2-90 | 490 3/4 | 486 | 486 1/2 | -3 1/2 | 20316 | +358 |
| 00 JLY | 495-96 1/2 | 496 1/2 | 491 1/2 | 492 1/2 | -2 3/4 | 21181 | +168 |
| 00 AUG | 493 1/2 | 496 1/2 | 492 | 493 1/4 | -3 1/4 | 1628 | +6 |
| 00 SEP | 496 | 491 | 491 | -3 | 418 | +1 | |
| 162232 | -2779 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 15050 | +40 | DEC | 1642 | -31 | DEC | 232 1/4 | -4 1/4 | 102.42-102.67 |
| JAN | 14930 | +90 | JAN | 1662 | -28 | MAR | 247 1/4 | -4 1/4 | |
| MAR | 14760 | +60 | MAR | 1689 | -29 | MAY | 258 1/4 | -4 | |
| MAY | 14780 | +70 | MAY | 1718 | -28 | JUL | 268 1/4 | -4 1/4 | |
| 本日の相場の動き |
小麦にファンドの売り。コーン・大豆ともつられて軟調。
大豆は昨晩アルゼンチンに55-65%の範囲で降雨があり、また今後気温の低下が予想された事、この降雨システムが週末にはブラジル南部に50%の範囲で降雨をもたらすと予報された事が弱い材料とされた。またコーンは朝方発表された週間輸出成約高において予想のレンジ以下となった事が弱い材料となった。
その後は材料に乏しい事から閑散としたマーケットの中、農家売りが少ない事を材料に前日比やや高値レベルまでの買い戻しも入った。また韓国が中国産コーンではなくUS産コーンを52,500トンだけではあるが買い付けた事も好感された。
しかし輸出成約高が好調で値を上げて始まった小麦にファンドの売りが入り値を下げるとこれにつられての安値引けとなった。小麦はドライ気味であった冬小麦地帯に降雨があった事、ドーネイション小麦の輸出が予算の関係で滞っているのではと噂された事がファンド売りを浴びる原因となった。
マーケットは総じて低調。年末が近づくにつれポジションを取りづらいという雰囲気からか取引量は少なかった。
本日のファンドのポジションは、コーンは2,000コントラクトの売り越し、大豆も1,000コントラクトの売り越しと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国大平原地域・中西部
概ねマイルドでドライな天候が続く。中部、北部大平原にてやや気温が高め予想だが他は平年並み。また降雨量は大平原、デルタ、中西部の北西、南西部地域では平年並み以下、中西部の南部と東部では平年並みの予想となっている。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
アルゼンチン
最近のシステムによりサンタフェ中心に1/2インチの降雨があった。向こう一週間はドライな予報。今回の降雨によりコーン・大豆ともに発芽と初期の生育状況の改善になったが、まだ充分とはいえず来週後半の降雨次第の状況。
ブラジル
本日南部1/3の地方に降っている雨は非常に限られたものであり、土壌水分の改善をもたらすほどのものになっていない。まだ作付けされていない大豆は1/4ほど残っており、この大部分は乾燥した南部に作付け予定となっている。このままの状態が12月半ばまで続けば作付け面積の減少の可能性がある。北部2/3の知己は問題がない。コーン・大豆とも順調。
< 南米天候 6〜10DAYS >
アルゼンチンは平年並みから平年並み以下の気温、そして平年並から平年並み以上の降水量と予想される。
ブラジルは平年並から平年並み以上の気温、そして降水量は平年並みと予想される。
南アフリカ
土壌水分の不足は変らず。時折降雨は見られるもののとてもストレスを解消できるほどの量にはなっていない。半分以上の地域にて土壌水分が不足しており、すでにベルト全体の所々にて発芽と初期に生育に問題が出始めている。今週北西部に予想されている降雨はこの地域には恵みとなる。
統計によると、11月の南アの降水量は20%の地域にて平年の50-80%、80%の地域にて平年の半分以下の降水量となっており、統計からも今の南アのコーンの発芽、生育状況が懸念される。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 561.9 | 0.0 | 20,577.7 | 18,937.6 | 8,387.2 | 0.0 |
| 大豆 | 576.1 | 0.0 | 12,961.4 | 11,702.7 | 5,146.2 | 18.5 |
| 小麦 | 556.8 | 33.0 | 16,812.2 | 17,244.7 | 3,359.7 | 33.0 |
| 大豆粕 | 111.1 | 0.0 | 2,188.1 | 2,767.0 | 1,226.0 | 26.9 |
| 大豆油 | 8.6 | 0.0 | 168.3 | 418.4 | 68.4 | 0.0 |
-- コーンは予想を下回り弱材料、大豆は予想通り。
| 2) 週間輸出高 (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 1,010.6 | 926.2 | 12,190.5 | 10,262.5 | 48,900 |
| 大豆 | 711.5 | 910.7 | 7,815.2 | 7,013.7 | 23,540 |
| 小麦 | 463.4 | 556.0 | 13,452.5 | 13,450.2 | 29940 |
| 大豆粕 | 85.4 | 96.4 | 962.1 | 1,051.3 | 6710 |
| 大豆油 | 14.6 | 17.4 | 99.9 | 212.2 | 820 |
| 3)12月限受渡通知(単位:コントラクト) |
| 数量 | 最終取引日 | |
| コーン | 1,428 | 10月29日 |
| 小麦 | 1,160 | 11月30日 |
| 大豆粕 | 0 | |
| 大豆油 | 12 | 10月20日 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
当面の底は打ったが、上昇力は弱い。そして、中期的にはさらに弱い。
ある農家と話しをした。今年クロップをまだほとんど売り残しているにもかかわらず、来年クロップを売ることを考えているという。理由は、来年12月の現物相場は、(買う人がいれば)ローンレート以上になるからである。つまり、「今、ローンレート以上で売っておいて、実際デリバリーするときには、LDPをたんまりもらおう。」という魂胆だ。思考のベースにあるのは、「来年になっても、この需給バランスではローンレート以上に相場が上がることはない。」という考えだ。この農家の思考は、現在の市場の一面を端的に表していると言える。天候異変がない限り、中長期相場を強気には考えにくい。 ( F )
(大豆)
レンジ内トレードの継続を予想。
材料難にて方向性が出てこない。昨日は下値での抵抗が強かったがあっさりと安値に転じてしまった。1月限480の抵抗線を破るには南米にて明確な天候懸念が出てこなければ難しい。とあるコミッションハウスの間からはすでにクリスマス休暇に入った如くのように閑散としたマーケットという話も聞かれた。オーダーが入ってこないやっかみからではあるが、実際この雰囲気の中ではロングをもっているファンドがポジション調整から売りに入る可能性も否定できない。しかし農家売りも出てくるとは思えず下値も限られるであろう。南米の天候と気ままなファンドの動き次第で年末までの相場動向が決まってくる。それまで上にも下にも難しい。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)