(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年12月6日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- ほぼ変わらず寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 DEC | 189-88 3/4 | 193 1/2 | 188 3/4 | 192 3/4 | +3 1/2 | 13990 | -4522 |
| 00 MAR | 200 1/2-00 1/4 | 205 1/2 | 200 1/4 | 204 1/2 | +3 | 228070 | -867 |
| 00 MAY | 207 1/4-07 1/2 | 212 | 207 1/4 | 211 1/4 | +3 | 53809 | +1201 |
| 00 JUL | 214 1/4 | 218 1/2 | 214 1/4 | 218 | +3 | 54192 | +519 |
| 00 SEP | 221 1/2 | 225 | 221 1/2 | 224 1/2 | +2 3/4 | 11126 | -2 |
| 00 NOV | 231 | 231 | 231 | +2 1/2 | 504 | ||
| 391900 | -3111 |
大豆 --- ほぼ変わらず寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 JAN | 473-71 | 478 1/2 | 471 | 476 1/2 | +4 | 76773 | -468 |
| 00 MAR | 479-78 | 485 1/4 | 478 | 483 1/2 | +3 3/4 | 31963 | +498 |
| 00 MAY | 485-85 1/2 | 491 1/2 | 484 1/2 | 489 1/2 | +3 1/2 | 20626 | +242 |
| 00 JLY | 492-91 | 496 1/2 | 491 | 495 1/4 | +3 1/4 | 21331 | +262 |
| 00 AUG | 497 | 493 | 495 1/4 | +2 1/4 | 1675 | +19 | |
| 00 SEP | 496 | 494 | 495 | +1 1/2 | 426 | +4 | |
| 161852 | +523 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 15020 | +170 | DEC | 1619 | -8 | DEC | 233 1/4 | +5 | 102.69-103.14 |
| JAN | 15030 | +200 | JAN | 1634 | -12 | MAR | 247 3/4 | +5 | |
| MAR | 15010 | +230 | MAR | 1662 | -10 | MAY | 257 3/4 | +5 1/4 | |
| MAY | 15010 | +230 | MAY | 1692 | -10 | JUL | 268 | +5 | |
| 本日の相場の動き |
小麦が相場をリードする展開となり、コーン、大豆も高値となる。
本日は、エジプトがUS産小麦を11万トン買い付けたというニュースから、まず小麦市場にファンドの買いが入りそれにつられる格好で、コーン、大豆にも買いが入っていった。
寄り付きは、コーン、大豆ともにほぼ変わらずとなった。 しかし、前述したようにエジプトの買いがきっかけとなり小麦市場が上昇していたこと、そしてコーンは輸出検証高が予想レンジを上回ったことが強材料となり堅調地合となっていった。 また、買われる要因のひとつとなったのが週末の天候で、水分不足が懸念されている南アフリカに広範囲に降雨があったものの、引き続きブラジル南部にドライ懸念が残っていることから、どちらかというと買われる材料として作用し強含みの地合を作っていった。 その後もベネゼエラがUS産コーンを買い付けたニュースや韓国が今週中に30万トンのオプショナルコーンを買い付けるといった噂がコーンの相場を押し上げ一時4〜5セント高までの上昇場面も見られた。
大豆も、小麦、コーンの強地合に影響をうけたことと、ブラジル南部にドライ懸念が残っていることから堅調推移となった。 一時約6セント高まで買われる展開にもなったが、新たなUS産大豆の輸出成約の話が聞こえてこないことなどさらに買い上げていくには新規材料にかけていることからコーン比較、大豆市場の上昇幅は限られた。
後半にかけて、コーン、大豆ともにやや値を戻したものの堅調な地合は続き、結局コーンで約3セント、大豆で3〜4セントの高値引けとなった。
本日のファンドのポジションは、コーンは4,500コントラクトの買い越し、大豆は3,500コントラクトの買い越しと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国大平原地域
週末はオクラホマ、テキサス、カンサスの1/3の地域に降雨あり、0.10〜1.25インチ、65%の範囲となった。 今後2日間はドライとなろうが、水曜日、木曜日あたりまでには再度降雨となろう。 降雨量は0.25〜1.00インチ、範囲は40%となろう。 主に南部地域に降雨が予想され、引き続き西部地域は不足している。 冬小麦の生育状況の改善も限られるが、そろそろ休眠状態に入る状況である。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
アルゼンチン
週末の降雨があったものの程度は少なく、量にして0.10〜0.25インチ、範囲にして35%、主に北東部に限られた。 今後4日間はドライな状況となり、土曜日、日曜日に0.25〜1.00インチ、60%の範囲の降雨が見込まれる。 ここ最近の雨は生育にとって十分な降雨となったが、北東部1/3の地域では引き続き降雨を必要としている。
ブラジル
週末に降雨があったものの北部の地域に限られ、0.50〜2.00インチ、範囲50%となった。 今週も引き続き降雨が予想されるが、主に中央部周辺となりそう。 今後5日間で0.25〜1.00インチ、範囲65%の見込み。 今週の降雨は中央部コーンの生育ロスを避けるためには重要な降雨となろう。 最近の降雨により北部地域は潤沢に水分もあるが、南部では依然不足しており、今週の降雨が南部、中央部にはクロップロスを防ぐためにも必要である。
南アフリカ
週末の降雨は0.25〜1.00インチ、範囲85%と広範囲なものとなった。 今後2日間は25%の降雨と限られるが、木曜日、金曜日に0.25〜1.00インチ、55%になる見込み。 週末の降雨がドライな西部地域には恵みとなり発芽状況は確実に改善されているが、引き続き今月は降雨が必要である。
| 本日の発表等 |
| 1)輸出検証高(11月26日-12月2日:千ブッシェル) |
| 発表数字 | 事前予想 | |
| コーン | 42,492 | 33-38 |
| 大豆 | 21,580 | 20-25 |
| 小麦 | 21,465 | 15-19 |
コーンは予想レンジを上回り強材料、大豆は予想の範囲内にてニュートラル。
| 2)コミットメントオブトレーダーズ(フューチャーズ・オプションズ) |
ファンドネットポジション
| 11/30現在 | |
| コーン | 52,872 コントラクト ショート |
| 大豆 | 1,242 コントラクト ロング |
| 大豆油 | 10,174 コントラクト ショート |
| 大豆粕 | 533 コントラクト ショード |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
しばらく堅調地合、1月までには下落。
ファンドの年末ポジション調整、需給逼迫が顕著になっている現物価格等により、大幅上げには至らないまでも、底離れする動きとなる。中国がコーン輸出価格を引き上げたとの噂も、同国からの輸出一服感を想像させ、買い手に力を貸している。下げの勢いはしばらく止まるであろう。
しかし、ファンドのポジション調整は、よほどのきっかけが無い限り、本格買戻しには至らないと思われる。また、繰り返し述べているように、平年以上に1月に動く玉は大きい。事実、今現在カントリーで期近コーンを買おうとしても、農家から非現実的な価格を提示されるか、あるいは条件すらも出てこない例が多い。彼らは口を揃えて、「1月渡しなら、」と切り出してくる。南米の天候の後押しがなければ、1月に入る前に、相場は再び下落に向かうであろう。 ( f )
(大豆)
レンジ内トレードの継続。
明日1月限480の2度目のトライとなる。ここを抜ければ上昇トレンドがみえてくる。ここを抜けても485,489という50日間移動平均価格、11月の高値というふたつの節目が目白押しとなっており、大きく上げる事は考えずらい。また480を抜けきれなかった場合はここが天井となり再度下値トライにトレンドが向く可能性も大きい。先週9日間移動平均価格が18日間移動平均価格を若干ではあるが抜いており買いのサインとなっている。しかし短期間しかこの状況(短期移動平均価格が中期移動平均価格より高値を維持する事)が続かず値が逆転した場合には、大きな失望となり売りの勢いが強くなる事がよくある。その場合は11月の安値455近辺まで大きなサポートがない。ただ基本的に南米に天候異変がない限りしばらくレンジ内でのトレードが'継続すると考えており、今のレベルから10セント以上大きく下げた場面は短期的には買いでいいと思う。
引け後のファンドポジションは市場の予想通りではあったがほぼイーブンとなっている。今の大豆相場は活気がなくファンドも魅力を感じている様には思えないが、もし何かあれば売り買いどちらにも出動できるポジションにある。南米の天候次第ではあるが、ファンドの動向によっては下げ過ぎの場面もありえる。しばらくはレンジの下限にきたときに拾っていく方針で望みたい。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)