(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年12月9日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 小幅高寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 DEC | 188 3/4-88 1/4 | 189 | 185 3/4 | 186 | -2 1/2 | 9395 | -1797 |
| 00 MAR | 200-199 3/4 | 200 3/4 | 197 | 197 1/4 | -2 3/4 | 224883 | +253 |
| 00 MAY | 207-06 1/2 | 207 1/4 | 204 | 204 1/4 | -3 | 54816 | +541 |
| 00 JUL | 213 3/4-13 1/2 | 214 1/4 | 210 1/2 | 211 | -2 3/4 | 55057 | +253 |
| 00 SEP | 220 3/4 | 220 3/4 | 217 1/2 | 217 1/2 | -3 | 11495 | +231 |
| 00 NOV | 227 | 224 | 224 | -3 1/4 | 509 | +4 | |
| 387698 | +290 |
大豆 --- 変わらず寄り付き、大幅安引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 JAN | 472 1/2-71 | 472 1/2 | 459 | 459 1/2 | -12 1/2 | 70306 | -2469 |
| 00 MAR | 480-78 1/2 | 480 | 466 1/2 | 466 3/4 | -12 3/4 | 34378 | +541 |
| 00 MAY | 485 1/2 | 486 | 473 | 473 1/4 | -12 1/2 | 21652 | -26 |
| 00 JLY | 492-91 1/2 | 492 | 479 | 479 1/2 | -11 3/4 | 21598 | +32 |
| 00 AUG | 492 | 492 | 479 | 479 1/2 | -12 | 1755 | +45 |
| 00 SEP | 491 | 491 | 480 1/4 | 480 1/4 | -11 1/2 | 449 | |
| 159298 | -1891 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 14540 | -220 | DEC | 1565 | -55 | DEC | 226 | -1 | 102.43-102.74 |
| JAN | 14500 | -260 | JAN | 1584 | -51 | MAR | 240 3/4 | -1 | |
| MAR | 14510 | -280 | MAR | 1614 | -51 | MAY | 250 3/4 | -1 | |
| MAY | 14480 | -310 | MAY | 1649 | -46 | JUL | 261 | -3/4 | |
| 本日の相場の動き |
南米の天候の劇的改善期待。下げる。
南部ブラジルで広範囲な降雨があり、今後も効果的に続くとの予報。大豆が取引開始時から激しい売りを浴び、他商品にそのトーンが波及した。コーンにも、大量の投機売りが流入、約定安値更新に至った。
コーンは寄り付きこそ輸出成約数量が100万トンを超え、事前予想も上回ったことから、変わらずからやや高値となったが、ブラジル南部に降雨があり、尚且つ今後も広範囲に見込めるとの予報から大豆に大量の売りが出て下げ足を早めると、コーンもそれにつられる格好で弱含みの展開となっていった。 その後も昨日話題となったロシアへの食料援助がどのようになるか不透明であることも嫌気され、弱材料ばかりが目立つ相場つきとなりコーン市場にもファンドの売りを呼び込む格好となった。
本日の主役であった大豆市場にはまさにブラジルの天候懸念が和らいだことがきっかけとなり、大量にファンドの売りが出る展開となった。 コーン市場同様、ロシアへの食糧援助の問題も弱材料視され、またブラジルの天候改善からコーヒー市場が下落していたことも相乗効果となって、12〜13セント安と大幅下げとなった。
本日は終始弱地合のままで、このムードは変わらず結局引けもほぼ本日の安値と同じレベルとなった。
本日のファンドの動きはコーンで5,000コントラクト、大豆で6,500コントラクトの売り越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国大平原地域
昨日の降雨量は0.25〜1.00インチ、範囲は30%となった。 この雨が本日も続く見込みで、さらに15%の地域をカバーする見込み。 次の降雨前線が週末遅くに予想され、0.25〜1.00インチ、範囲は30%となろう。 南部の水分状況の改善はわずかに止まっている。 北西部は引き続きドライな状況でウィンターキルを受けやすい状況にある。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
アルゼンチン
昨日は、0.10〜0.50インチ、範囲10%の降雨量と限定的なものとなった。 本日南部に、そして明日、あさってと北部に降雨が予想される。 降雨量は0.25〜1.00インチ、範囲は40%となろう。 北東部の水分状況は悪く、今すぐにでも雨の欲しいところ。 1週間以内に降雨がないとストレスが発生する可能性がある。
ブラジル
昨日は北部に降雨あり、0.25〜1.00インチ、範囲55%となり、ドライな地域の70%をカバーする雨となった。 この雨が今後2日間北部に続き、来週前半には南部に予想される。 今後5日間で北部から南部まで平均的に0.25〜1.50インチ、範囲65%の降雨になると見込まれる。 これらの降雨によりドライ懸念のあった中央部も状況が改善するであろう。北部は引き続き良好な状況である。
南アフリカ
昨日は南部に降雨あり、0.25〜0.75インチ、35%の範囲となった。 今後5日間で0.25〜1.00インチ、70%の降雨が予想される。 この雨により生育状況も改善されよう。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 1,003.0 | 0.0 | 21,580.8 | 19,806.9 | 8,355.7 | 0.0 |
| 大豆 | 516.8 | 0.0 | 13,478.3 | 12,318.8 | 5,095.7 | 18.5 |
| 小麦 | 550.0 | 5.0 | 17,362.1 | 17,686.3 | 3,351.7 | 38.0 |
| 大豆粕 | 106.4 | 0.0 | 2,294.5 | 2,868.2 | 1,121.4 | 26.9 |
| 大豆油 | 2.2 | 0.0 | 170.5 | 484.0 | 66.6 | 0.0 |
-- コーンは予想を上回り強材料、大豆は予想通り。
| 2) 週間輸出高 (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 1,034.6 | 1,010.6 | 13,225.1 | 11,108.4 | 48,900 |
| 大豆 | 567.3 | 711.5 | 8,382.6 | 7,785.5 | 23,540 |
| 小麦 | 557.9 | 463.4 | 14,010.4 | 14,067.6 | 29,940 |
| 大豆粕 | 211.0 | 85.4 | 1,173.1 | 1,230.3 | 6,080 |
| 大豆油 | 4.0 | 14.6 | 103.9 | 235.5 | 1,040 |
| 本日のトーメンの意見 |
今後の中期下落の1段階。
昨日、本日の下げは純粋に天候相場によるものだ。短期的な相場の展開は、まだまだ天気次第である。コーン・大豆ともに瞬間的に売りポジションが溜まっているだけに、天候に変化があれば急上昇局面の可能性は十分にある。しかし、状況が悪いと言われていた南部ブラジルの少なくとも一部が、改善に向かい始めたことには変わりはない。昨日も述べたが、南米の収量が平年並みでもあれば、US産の需給にかかってくる負荷はきわめて大きい。米国大豆の来年の作付面積は、ローンレートの有利さから引き続き増加が予想されるし、コーンについても期末在庫が大きく減じるような要因は見つけられない。年を明けての相場は、現段階より数段レベルが低い可能性は高い。 ( F )
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)