(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年12月16日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  189-89 1/2  191 3/4  189  190 1/4  +2 1/4  3626  -606 
00 MAR  199 1/4-99 3/4  202  199 1/4  200  +1  224690  -2735 
00 MAY  206 1/4-06 1/2  208 1/2  206 1/4  207  +1  57850  +580 
00 JUL  213-13 1/4  215  213  213 1/2  +1  57254  -380 
00 SEP  219 1/4-19 1/2  221 1/2  219 1/4  219 3/4  +1  14718  +101 
00 NOV    225 1/2  225 1/2  225 1/2  +1  559   
            391623  -3442 

 

大豆       --- 小幅高値寄り付き、小幅安値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JAN  454 1/4-55  456  450 3/4  451 1/4  -1 1/2  59209  -1182 
00 MAR  460 1/2-61  462 1/2  457  457 1/2  -1 1/2  40320  +211 
00 MAY  467  469  463 1/2  463 3/4  -1 1/4  21615  -639 
00 JLY  472 1/2-73  474 1/4  469  469  -2 1/4  22112  +153 
00 AUG    474 3/4  469  469  -1 1/2  2106  +108 
00 SEP    475 1/2  470  470 1/4  -1/4  616  -16 
            155623  -1364 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  14280  -20  DEC  1541  -19  DEC  230  +3  102.89-103.86 
JAN  14330  +20  JAN  1552  -17  MAR  243 3/4  +2 1/2   
MAR  14340  +30  MAR  1586  -14  MAY  254  +2 1/4   
MAY  14360  +50  MAY  1617  -14  JUL  264 1/4  +2 3/4   
                   

 

本日の相場の動き

コーン高は順調な輸出成約、大豆安は高搾油粕歩留まりから。

盛り上がりに欠ける展開。本日も、相場方向決定要因は無し。 

コーンは、週間輸出成約高が引き続き100万トン以上を記録したことを好感、始終高値推移した。輸出成約先の中に、トルコやサウジアラビアなど国内の穀物生育が今年振るわなかった国が入ってきており、新しい需要に期待が寄せられた。南米では、南部ブラジルと北部アルゼンチンで来週再びドライとなるとの予報が出始めた。ただ、どの要因も買いに火をつける内容ではなく、買いの中心はあくまでファンドのポジション調整という感は拭えなかった。なお、今朝アルゼンチン政府が、99/00年のコーン作付け面積は、昨年比10%増となると事前予想以上の見通しを発表したが、相場には影響が見られなかった。 

大豆については、南米のドライ予報の台頭と、大豆油相場の下げが、大豆相場を上下させた。週間輸出成約では、大豆は振るわなかったものの、大豆粕が年度最高を記録、大豆油も予想の上限となった。しかし、これは大豆粕相場をサポートしたが、大豆・大豆油には、NOPAの搾油量がより作用した。先月から大豆搾油工場の操業ペース低下が噂されていたが、NOPAの報告はそれを裏付ける内容となり、また、意外にも大豆油の歩留まりが高かったことから、油売りが活発となった。粕買い・油売りの中で、大豆は上下したが、最終的には安値圏にて引けを迎えた。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

昨日はドライ。次ぎの降雨システムは金曜日の夜。範囲は65%にて0.25-1.0インチ、所により2.0インチの見込み。この降雨により土壌水分はほぼ問題がなくなる。初期の生育、遅蒔きの発芽とも問題がない。 

ブラジル 

昨日は北部を中心に20%の範囲にて0.25-1.5インチの降雨があった。このシステムは今後5日間に北部を中心に恵みの雨を降らせる見込み。今後5日間では40%の範囲で、0.25-1.5インチ、所により2.5インチの降雨予想となっている。この降雨により、ほとんどのコーン・大豆作付け地域の土壌水分が平年並み以上のいい状態となっている。南部も来週には降雨がある予報となっている。 

南アフリカ 

昨日は散発的な雨が15%の範囲に0.10-0.50インチで見られた。月曜日までこのシステムは続き、毎日10-15%の範囲に0.10-0.75インチの降雨がある予想。向こう一週間では土壌水分はやや減少していくが、今のままでも来週までのストレスの心配はない。ほとんどの地域にていい状態を保っている。 

 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,097.9  0.0  22,678.7  21,031.5  8,351.4  0.0 
大豆  586.0  0.0  14,064.3  12,871.3  4,883.9  18.5 
小麦  846.8  0.0  18,208.9  18,161.2  3,850.7  38.0 
大豆粕  333.4  0.7  2,627.9  2,950.8  1,303.6  27.6 
大豆油  9.2  0.0  179.7  507.7  70.3  0.0 

-- コーンは予想の上限、大豆は予想通り。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,102.2  1,034.6  14,327.3  12,559.3  48,900 
大豆  797.8  567.3  9,180.4  8,400.2  23,540 
小麦  347.8  557.9  14,358.2  14,615.6  29,260 
大豆粕  151.2  211.0  1,324.3  1,347.6  6,710 
大豆油  5.5  4.0  109.4  268.0  820 

 

3) NOPA月間搾油高 

 

  11月  10月  前年同月 
搾油量(千ブッシェル)  140,916  148,868  140,589 
大豆粕生産量(トン)  3,354,655  3,533,910  3,315,133 
大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル)  47.61  47.48  47.16 
大豆粕輸出量(トン)  749,655  605,843  699,306 
大豆油生産量(千ポンド)  1,587,962  1,682,906  1,575,447 
大豆油イールド(ポンド/ブッシェル)  11.27  11.30  11.21 
大豆油在庫量(千ポンド)  1,259,896  1,249,234  963,493 

搾油量は予想を下回り弱材料。また油分が低いと言われていた大豆油イールドが予想以上によくやはり弱い材料と見られた。 

 

本日のトーメンの意見

 

底値が確認されるまで様子見。買いはそれから。

全くニュースがなくなってしまった。ただこのままどちらつかずの相場が続いたとしても、時間がたつにつれ農家の方がじれてくるであろうから上値は抑えられる。南米の天候に余程の変化がない限り上値抵抗は大きく、その意味からも底値が確認されるまで買いを見送り、上げ始めてから買いをいれてみてもリスクは少ないであろう。 

ちなみに来週の水曜日は今年最後、というかミレニアム最後の満月となる。以前からあるベテラントレーダーが、満月の日は相場が動きやすいと言っていたが軽く聞き流していた。ところが今日のウオールストリートジャーナルの一面に満月の日は何かが起こりやすいという記事があり驚かされた。統計によると犯罪発生率、自殺発生率また子供の出生率等が明らかに増加しているという。最近の何事もない相場にも、もしかしたら何らかの影響を与えるかもしれない?(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)