(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年12月17日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 DEC  192 1/2 - 93  193  190 3/4  191 3/4  +1 1/2  2714  -912 
00 MAR  200 - 00 1/4  202 1/2  200   201 1/2  +1 1/2  223470  -1220 
00 MAY  207 1/4 - 07  209 1/4  207  208 1/2  +1 1/2  57932  +82 
00 JUL  213 3/4  215 1/2  213 1/2  215  +1 1/2  56710  -544 
00 SEP  220 1/2  222  220  221 1/4  +1 1/2  14784  +66 
00 NOV    227  227  227  +1 1/2  559   
            388894  -2729 

 

大豆       --- 小幅安値寄り付き、小幅高値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JAN  451 -50  453  449 1/4  452 1/4  +1  56366  -2843 
00 MAR  457 -56  459  455 1/2  458 1/2  +1  41798  +1478 
00 MAY  463 -62 1/2  465 1/4  462  464 1/2  +3/4  22437  +822 
00 JLY  469 - 68  470 3/4  467 1/2  470  +1  22345  +233 
00 AUG    471 1/4  469  470  +1  2190  +84 
00 SEP    473 1/2  470  470  -1/4  624  +8 
            155368  -255 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  14560  -60  DEC  1535  -6  DEC  233 1/2  +3 1/2  103.10-103.33 
JAN  14440  +110  JAN  1548  -4  MAR  246 1/4  +2 1/2   
MAR  14420  +80  MAR  1581  -5  MAY  256 1/4  +2 1/4   
MAY  14430  +70  MAY  1613  -4  JUL  266 1/2  +2 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

投機筋の緩やかな買戻し。

小麦が中国の低気温を背景に上げたこと以外は、特徴のない穀物相場であった。 

コーンは、小麦高の影響を受けたことと、投機筋の買戻しが緩やかに続いていることから、高値推移を続けた。しかし、相場参加者が少なく、且つ新ニュースもないことから、動きに乏しい展開であった。急激に低下した中西部の気温が飼料需要増加を連想させたことや、玉不足から現物価格の騰勢が収まらないことも、サポート要因と言えたのかも知れない。 

大豆も、力のない動きに終始した。粕買い・油売りの傾向には変化が無く、大豆相場はその2製品の動きに合わせて上下を繰り返した。中国の次の食用油輸入割り当て量が15万トンと、事前予想に比べて低い見通しとなったことから、大豆油売りが加速し、2日連続して約定安値が更新された。来週、南米で気温が上がるとの予報が大豆をサポートしたのか、最後はやや高で引けとなった。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

アルゼンチン  

昨日はドライ。南部に今夜から予想より早めの降雨がある見込み。範囲は25%にて、降雨量は0.25-1.0インチ、所により2.25インチの見込み。このシステムは来週の月曜日まで継続しトータルでは75%の範囲に0.25-1.25インチ、多い所では2.5インチの降雨量となろう。この降雨により土壌水分はほぼ問題がなくなる。初期の生育には問題がない。 

ブラジル 

昨日は北部1/4の地域を中心に10%の範囲で0.25-1.0インチの降雨が見られた。今後4日間の降雨も北部1/3の地域に限られたものになろう。範囲は25%で0.25-1.0インチ、所により2.0インチの降雨量予想。同じ程度の降雨システムが南部にも来週火曜日には見られる見込み。この降雨により、ほとんどのコーン・大豆作付け地域の土壌水分が平年並み以上のいい状態となっている。 

南アフリカ 

昨日は散発的な雨が15%の範囲に0.10-0.35インチで見られた。火曜日までこのシステムは続き、毎日15-20%の範囲に0.10-0.75インチの降雨がある予想。向こう一週間では土壌水分はやや減少していくが、今のままでも来週までのストレスの心配はない。ほとんどの地域にていい状態を保っている。 

 

 

 

本日の発表等
1) コミットメントオブトレーダーズ報告

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  12月14日現在  12月07日現在 
とうもろこし  13,451 SHORT   12,818 SHORT  
大豆  6,348 LONG  17,491 LONG 
大豆粕  2,327 SHORT   106  LONG 
大豆油  12,857 SHORT  3,812 SHORT 

- とうもろこしはショートが予想以上に少なく弱材料、大豆は予想I以上にロングが大きく弱材料。 

 

2) キャトル オン フィード  

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

12月1日飼養頭数 

 

106.0% 

 

105.4% 

 

102.5-108.0  

 

11月導入頭数 

 

105.0% 

 

101.9% 

 

94.5-108.0 

 

 11月マーケティング 

 

105.0% 

 

106.3% 

 

104.0-108.0 

 

- 飼養頭数、導入とも予想より大きくサポーティブ。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

調整局面に過ぎない、買いは待ち。 

現在相場が上昇しているのは、ほとんどすべて年末限りの要因に拠ると考えて良い。ファンドの益出し買い、現物価格の高騰、現物の流れ停滞からの定期注文の細さ。他にもいくつか上昇要因があるが、今の相場上昇が急でないのは、年末の特殊要因が霧消した後の相場が見えるからだ。1月になっても、バージ運賃高騰、積極的な買い意欲等から現物価格は簡単には沈静しないであろうが、定期相場は別だ。今の状況で売り注文が入れば、定期相場はすぐにでも反応する。3月限月のターゲットは185。 ( F ) 

 

(大豆) 

底値が確認されるまで様子見。買いはそれから。 

以前にもコメントしたが最近の相場は昔に比べて2,3ヶ月先取りをする傾向が出ている。本来豊作の年のパターンは収穫前の9月頃、豊作を折り込んで相場が下げる。次に11月頃、実際に収穫が進み農家売りが出てきて再度下値をうかがう。あとは年明け2月に相場がだれるというパターンが多かった。今年は記憶に新しいように安値は7月、9月、12月に起こっている。このパターンが継承されるのであれば、春先のラリーを先取りして今後は相場が上げていく事になる。ひとつの見方ではあるが相場に強さは感じられない。ここはしばらく様子を見て、底値を確認してからの買いの姿勢でいたい。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)