(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年12月28日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅安値寄り付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  204 - 03 3/4  205  203  204 3/4  +3/4  215849  -658 
00 MAY  210 3/4 - 10 1/2  211 3/4  209 3/4  211 1/2  +1/2  61188  +444 
00 JUL  217 3/4 - 17 1/2  218 1/2  216 1/2  218 1/4  +1/4  57248  +204 
00 SEP  224 1/4 - 24 1/2  225  223 1/2  224 3/4  +1/4  16121  +62 
00 NOV    231  229 3/4  230 1/2  +0  559   
00 DEC  233 1/4  234   232 1/4  233 3/4  +0  32310  +298 
            385302  +422 

 

大豆     --- ほぼ変らずの寄り付き、小幅安値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JAN  458 -59  460 1/4  456 1/2  458 1/4  -1/4  34938  -3910 
00 MAR  466 1/2 - 67  468 1/2  465   466 3/4  -1/4  52372  +3201 
00 MAY  474  475 1/2  472 1/2  474  -1/4  23418  -739 
00 JLY  480  482 1/2  479 1/4  481  +0  23394  +465 
00 AUG  481 1/2  482 1/2  481  481 1/2  +1/2  2312  +34 
00 SEP  484 1/2  484 1/2  481 1/2  481 1/2  -1/2  665  -16 
            147082  -673 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  14510  -50  JAN  1577  -4  MAR  247 1/4  +1/4  102.03-102.25 
MAR  14560  -30  MAR  1607  -7  MAY  257 1/2  +1/4   
MAY  14560  -40  MAY  1640  -4  JUL  267 1/2  +1/4   
JUL  14710  -10  JUL  1668  -7  SEP  277  -1/2   
                   

 

本日の相場の動き

年末という以外に大きな要因なく、小動きに終始。

現物の動きはほとんどなし。年末休暇を取っているトレーダーも少なくなく、相場はきわめて動きに乏しかった。一部の大口投機家による年末の益出し、それと2000年問題を懸念するポジション縮小が、相場の中心と思われる一日であったが、それも相場に方向感を与える内容とはならなかった。大豆に比べてコーンが若干でも高値引けしたのは、大口投機家の売り越しがコーンにより多かったためとも分析された。 

ブラジル・アルゼンチンの天気予報は昨日の雨がち予報を継続しており、軟調に作用した。 

本日のファンドの動きは、コーン4,000コントラクトの買い越し、大豆500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

アルゼンチン  

昨日はブエノスアイレス州とコルドバ州の西を中心に25%の範囲で0.1-0.5インチの降雨がみられた。この前線は水曜日までに北部と東部に移動する。降雨範囲は全体の60%にて0.25-1.0インチ、所により2.0インチの見込み。今週の降雨範囲はトータルでは75%に達する。気温も今週後半は平年並みまで下がってくる。コーン・大豆とも生育は順調。 

ブラジル 

昨日の降雨は南部地域40%の範囲に0.25-0.75インチ、所により1.5インチ、北部地域は65%の範囲にて0.25-1.25インチ、所により2.5インチであった。今後の降雨見通しは南部においては週末までに60%の範囲にて0.25-1.0インチ、所により1.5インチ。北部においては75%の範囲に0.25-1.25インチ、所により2.5インチの見込み。この降雨によりパラナ州でのストレスは和らぐ。残るドライ地域はリオグランデドスル。来週前半に降雨予報が出ているが、これが重要になる。 

南アフリカ 

昨日の降雨は0.1-1.0インチ、範囲は30%であった。今後の降雨予報は南部を中心。70%の範囲に0.25-1.0インチ、所により2.5インチの見込み。土壌水分は潤沢にてコーンの生育に問題は見られない。 

 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  12月24日  前週  前年同期 
コーン  13,632  14,409  10,487 
大豆  3,022  2,918  5,856 
小麦  36,180  36,718  31,584 

- コーン、大豆ともニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  12月21日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.1  unch      21.6   unch    1,118.8   1,140.5 
1998crop  33.4  -3.4      36.9   1.4    1,685.2   1,755.5 
1999crop  756.3  59.5       0.0   unch      14.8     771.1 

−大豆− 

  12月21日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.0  unch        6.7   unch    259.6   266.3 
1998crop  5.2  - 0.6       9.5    0.4    325.5   340.2 
1999crop  198.1  8.3       0.0   unch      5.9   204.0 

−コーン、大豆ともニュートラル 

 

3)ホッグ&ピッグ レポート 

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

12月1日飼養頭数 

 

96.0% 

 

95.3% 

 

94.0-98.0  

 

11月導入頭数 

 

93.0% 

 

92.6% 

 

91.3-96.0 

 

 11月マーケティング 

 

96.0% 

 

95.6% 

 

94.0-97.0 

 

−ニュートラル 

 

本日のトーメンの意見

 

買いのチャンスはまだ先。南米での天候が確認されてから。 

いよいよコーンの受粉、大豆の鞘付きが目の前に迫ってきた。今後のマーケットの流れを決めるのは天候であることはもちろんであるが、まだ下値は十分にあると考えている。ファンダメンタルには農家の売り残しているコーン、大豆が史上希に見るほど大きい。またテクニカルには本日の引け値は中期移動平均レベルよりはるかに下であり、短期移動平均レベルとほぼ変らない。この短期移動平均レベルを抜けていけば更に安値に向かうサインとなる。また今週に入り値を下げている感覚があろうが、14日間RSIはまだ45〜46と左程売られ過ぎを示してはいない。 

超短期的に見たときに受渡通知がポイントになる。このところコマーシャルが1月限売り、期先買いのベアースプレッドを頻繁に行っている事がマーケットで評判になっている。この為受渡の初日に思った以上の受渡がなされるのではないかとの予想がなされている。農家売りがほとんど見られずに、現物のタイト感がいわれている中、もしコマーシャルが予想以上の受渡をかければ短期的に下げの可能性が高い。 

短期で買い物を残している実需筋には、いい買い時になるかもしれない。 

話はそれるが本日もNYのダウは史上最高値を更新した。年末を控えて取引が細っている穀物トレーダー達はよくダウジョーンズの活況をうらやましそうにいう事が多い。日本の株価も健闘して欲しいと切に祈るばかりだ。(N) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)