(株)トーメン シカゴ大豆定期マーケット情報

1998年10月02日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 NOV  519-17 1/2  519  515  515 3/4  +1/2  95323  +1165 
99 JAN  529-30  530  526  526 3/4  +3/4  29614  +876 
99 MAR  538-38 1/2  539  536 1/4  536 3/4  +3/4  21928  -8 
99 MAY  549-48  549 1/2  546 1/2  547  +3/4  8963  +351 
99 JUL  557 1/2  558 1/2  555  555 3/4  +1/2  12759  +5 
99 SEP  560  560  557  557  +1  92   
            174246  +2450 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    CORN  CHG  YEN-DOLLAR 
OCT  12470  -30  OCT  2419  +19  DEC  206 1/2  +1 3/4  135.50-55 
DEC  12870  -50  DEC  2402  +4  MAR  218 1/2  +1 1/4   
JAN  13100  -100  JAN  2399  +0    WHEAT  CHG   
MAR  13530  -90  MAR  2402  +1  DEC  276  +7   
            MAR  291 3/4  +8   

 

1)本日の動き

−−−HIGHER OPEN, SLIGHTLY HIGHER CLOSE−−− 

来週の降雨予報からくる収穫遅延懸念、強気なスパークス生産量予想数量から、予想通り値を上げての寄り付きとなった。寄り、ないし寄り直後が本日の高値であったが、その後も下落を見せたダウ平均株価が値を戻しての推移となったことから投機筋のショートカバーが先行し、底堅い動きとなった。しかし、少なくとも今週は順調に収穫が進捗しており、週末までに30%に達するとみられていることから、上がった場面では頭を抑えられる展開となった。午後のセッションに入ると、ハーベストプレッシャーに対し、好調な米国国内搾油需要、ダウの上昇が強材料視され、狭い範囲での動きとなった。引けにかけて前日比同値レベルまで値を下げ、そのまま若干の高値での引けとなった。 

 

強材料 

* 前週から増加を見せた週間搾油高。 

* ダウ平均株価の上昇。 

* 市場の予想に反しUSDA生産量予想を下回ったスパークス生産量予想。 

* 来週の降雨量予報上方修正、収穫の遅れ懸念。 

弱材料 

* 保管スペースの不足から来る現物の売りプレッシャー。 

 

2)本日の主なプレーヤー 

買手 :ADM 1X 2F, BACHE 3X 2F, CIS 10X, CONTL 2K, IOWA 2X, MANN 3X 1F, RJO 3X, OCON 1X, RAND 1X, REFCO 1X 1F, S/B 1X, TENCO 1X, FMT 2X 3F, 

売手 :ADM 6X, CGL 2X, CIS 2X, FCC 1X, IOWA 4X, MANN 1X, REFCO 1X, ROSE 5X, S/B 1F, STERN 4X, TENCO 9X, TERM 1X 1F, LEH 1X, CARR 2X, 

 

本日のニュース

米国の天候

中期予報(11-15日間)  米国東部2/3の地域に低気圧が張り出し、中西部では平年並みからそれ以上の降雨が予想される。気温は西部ミッドウエストにて平年並み、東部は平年より若干高めとなるであろう。 

米国中西部  本日はミネソタ南部、アイオワ、ネブラスカ東部、ミズーリ北部、ウイスコンシン南西部、イリノイ北部にて降雨となっている。気温は40度台半ばから50度台。前線は明日東部へ移動し、次の前線が日曜遅くには到来する見込み。それぞれの前線による降雨量は0.25-1.25、ところにより2.5インチ、65%範囲、来週水曜までに合計0.5-1.5、ところにより3.0インチ、80%範囲に達すると思われる。週末の最高気温は50度台から70度近く、最低は30度台後半から50度台となるであろう。降雨の増加により収穫に遅れが生じよう。進捗状況は平年以下となる可能性がある。 

米国デルタ地域  本日はドライ、気温は70度台半ばから80度台前半となっている。週末は前線の活動が活発になれば、0.25-1.0、ところにより1.5インチ、20%範囲の降雨が見込まれる。前線に動きがない場合、来週前半までドライな天候が続こう。降雨による収穫への影響は少ない。 

 

2)NWS6-10DAYS 中期予報(10月8日〜10月12日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  A (53)  N/A (0.33/1) 
東部コーンベルト  A (56)  A (0.42/1) 
デルタ地帯  A (64)  A (0.44/1) 

---降雨の継続予報。やや強材料か。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  A  N  アイオワ  A  A 
ミネソタ  A  A  オハイオ  A  A 
アーカンソー  A  N  サウスダコタ  N  A 
イリノイ  A  A  ミズーリ  A  A 
インディアナ  A  A  ウィスコンシン  A  A 
カンサス  A  A  ミシガン  A  A 

 

3)NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン)

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  29,076  28,132  27,474 
搾油量(OCT01'97〜)  1,586,500  1,557,424  1,429,820 
大豆粕輸出  141,182  89,305  82,088 

---事前予想の範囲内ではあるが、前週から増加しておりやや強材料と作用した。  

 

4)スパークス生産量予想(単位:百万ブッシェル) 

  スパークス10月  スパークス9月  USDA9月 
大豆  2,858  2,897  2,909 
コーン  9,726  9,556  9,738 

---予想に反しUSDAの数字を下回った。強材料ととられた。 

 

本日のトーメンの意見

USDA9月予想を下回ったスパークス生産量予想数量、来週の降雨量上方修正、ダウの上昇などから高値推移が考えられたものの、結局前日引け値からたいして変らないレベルでの引けとなった。確かに来週は降雨により収穫に遅れが生じ、単収に影響がでてくる畑もでてこようが、いずれ収穫される。史上最高の豊作に疑いを挟む余地はない。投機筋の買い戻しから値を上げる場面も見られようが、本日のように上げ場面にはまとまった売りが控えていると思われ、高値には限りがあろう。中期的には約定安値を更新しての下げとなるとの見方に変りはない。