(株)トーメン シカゴ大豆定期マーケット情報

1998年10月05日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 NOV  520-21  531  520  521  +5 1/4  93392  -1931 
99 JAN  531-32  541 1/2  531  531 1/4  +4 1/2  30682  +1068 
99 MAR  540 1/2  549 1/2  540  541  +4 1/4  22170  +242 
99 MAY  551-51 1/2  558 1/2  550 1/2  550 3/4  +3 3/4  9178  +215 
99 JUL  562-61  568  559  559 3/4  +4  13124  +365 
99 SEP    568  561  561  +4  96  +4 
            174252  +6 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    CORN  CHG  YEN-DOLLAR 
OCT  12510  +40  OCT  2458  +39  DEC  209 3/4  +3 1/4  134.25-30 
DEC  12890  +20  DEC  2434  +32  MAR  221 1/2  +3   
JAN  13140  +40  JAN  2432  +33    WHEAT  CHG   
MAR  13590  +60  MAR  2435  +33  DEC  286 1/2  +10 1/2   
            MAR  301 1/4  +9 1/2   

 

1)本日の動き

−−−HIGHER OPEN, HIGHER CLOSE−−− 

先週末、米国コーンベルトは広範囲にわたって予想以上の降雨となり、収穫に遅れが生じていることから値を上げての寄り付きなり、投機筋の買いが先行、強含んでの動きとなった。投機筋に加え、ローカルの買いも入り、売りが見られない中急上昇となり、午前中に先週比15セントもの高値をつけるに至った。強気な輸出検証高が発表されたことも強材料と作用した。しかし、このレベルには農家売りが集中し、投機筋の中には前半での買い玉(新規買い)を手仕舞う動きがみられたこと、海外市場の低迷を受けて本日も米国ダウ平均株価は軟調な動きを見せたこと、などから大豆相場は一転、値を下げ始めた。引けにかけてもローカルの売りが目立ち、限月によっては寄り付き値を割り込み本日の安値までの下落となり、そのまま安値圏での引けとなった。 

 

強材料 

* 先週末の広範囲にわたる米国産地での降雨、及び今週の降雨予報、収穫の遅れ懸念。 

* ドル安、日本、インドネシアなどの米国産大豆買い付け期待。 

* 収穫の遅れに伴う現物逼迫感。 

* 来週の降雨量予報上方修正、収穫の遅れ懸念。 

* 事前予想の上限に近い輸出検証高レポート。 

弱材料 

* ダウ平均株価の下落。 

* 上昇場面での農家売りの増加。 

 

2)本日の主なプレーヤー 

買手 :BACHE 2X, CGL 2X, CENTRAL 3X, CHICO 4X, CIS 2X, CONTL 1X, FCC 2X, IOWA 5X, LW 4X, MANN 2X, RJO 3X, RAND 1X, REFCO 8X 1F, TENCO 3X, WITTER 7X, FMT 5X, 

売手 :BACHE 1X 1H, CGL 8X, CONTL 1X, FCC 1X, MANN 2X, REFCO 1H, S/B 1X, TENCO 7X 1H, TERM 5X, WITTER 1X, LEH 2X, 

 

本日のニュース

国の天候

中期予報(11-15日間)  米国東部には全域に弱い前線が張り出し、西部には高気圧が留まっている。このため中西部、デルタはともに期間中は平年よりやや暖かく、雨の少ない気候になりそう。 

米国中西部  現在、ミズーリ州で雷雨、イリノイ州北西部、ミネソタ州、ウィスコンシン州東部、アイオワ州南西部及び、ネブラスカ州南東部にて降雨となっている。気温は50度台半ばから60度台後半。この東部の雨は木曜日には次第にやみ、それまでの降雨量は0.25-1.25、ところにより3.0インチになるだろう。降雨範囲は60%、ベルト地帯の東部2/3に及ぶ見込み。最高気温は50度台後半から70度近く、最低は30度台半ばから60度台半ばとなるであろう。西側半分ではドライになるが、東側では降雨による収穫の遅れは2,3日続く模様。 

米国デルタ地域  現在アリゾナ北東部では雷雨となっており、気温は70度台半ばから80度台前半となっている。雨は火曜日から水曜日にかけて特に激しくなるだろう。水曜日までの降雨量は0.25-1.25、ところにより2.5インチ、85%範囲となる見込み。雨の影響で収穫には遅れが生じそう。 

 

2)NWS6-10DAYS 中期予報(10月11日〜10月15日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  A (53)  A (0.33/1) 
東部コーンベルト  N (56)  N(0.42/1) 
デルタ地帯  B (64)  A (0.44/1) 

---降雨の継続予報。やや強材料か。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  A  N  アイオワ  A  A 
ミネソタ  A  A  オハイオ  A  A 
アーカンソー  A  N  サウスダコタ  N  N 
イリノイ  A  A  ミズーリ  A  N 
インディアナ  N  N  ウィスコンシン  N  A 
カンサス  A  A  ミシガン  N  N 

 

週間輸出検証高

         

単位:百万ブッシェル  10月01日  −先週−  昨年同期  今年度累計  昨年同期累計  事前予想 
小麦  19.0  23.6  39.2  349.6  426.5  18-25 
コーン  24.5  31.6  29.7  129.1  147.7  28-34 
大豆  9.6  4.2  13.1  28.2  41.5  6-10 

---大豆は事前予想の上限に近く強材料と作用した。 

 

週間大豆生育状況 

 

(落葉進捗率)             (収穫進捗率) 

  9/27  9/20  1997  AVE      9/27  9/20  1997  AVE 
アーカンソー  56  42  38  36    アーカンソー  20  11  13  10 
イリノイ  84  77  89  84    イリノイ  37  17  41  30 
インディアナ  96  92  93  91    インディアナ  45  20  24  25 
アイオワ  96  92  93  91    アイオワ  51  24  49  29 
カンサス  94  90  88  83    カンサス  20  13  27  18 
ミネソタ  99  98  99  89    ミネソタ  68  36  61  24 
ミズーリー  80  60  79  65    ミズーリー  19  7  22  12 
ネブラスカ  98  92  97  92    ネブラスカ  36  14  26  28 
オハイオ  97  90  86  90    オハイオ  55  20  17  22 
サウスダコタ  100  96  98  92    サウスダコタ  43  21  32  20 
19州平均  88  80  84  79    19州平均  41  20  33  22 

---収穫進捗状況は事前予想をやや上回っており、若干の弱材料ととられている。 

 

FCC生産量予想(単位:百万ブッシェル) 

 

  FCC10月  FCC9月  USDA9月 
大豆  2,942  2,955  2,909 
コーン  9,819  9,564  9,738 

---USDA予想を上回っており、やや弱材料か。 

本日のトーメンの意見

本日は先週比4-5セント上昇を見せての引けとなったものの、高値からは期近限月を中心に10セントもの下落となっている。今週金曜の需給報告を前に、ある程度ポジションを軽くしたかった投機筋にとって、先週末の降雨による収穫の遅延は絶好の買い材料となった。同じく15セントもの上昇をみせた場面は農家にとって絶好の売りチャンスであった。投機筋にしても史上最高の生産量がほぼ確定した現段階で、高値を積極的に買い上げる向きはみられず、結局寄り付きレベルまで値を戻すこととなった。明日は本日後半の軟調な展開に追随してやや安値での寄り付きを予想されているが、本日引け後に発表された6-10日間天気予報は中間材料からやや強材料ととられていること、先週来の降雨の影響から特に西部地域では収穫の再開は今週末まで難しいと思われていること、などから安値場面では投機筋の買いが先行するものとみている。需給報告までは意外と底堅い動きとなるのではないか。もちろん、中期的には約定安値を割り込むとの見方に変りはない。