(株)トーメン シカゴ大豆定期マーケット情報

1998年10月15日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 NOV  558 1/2-57  558 1/2  549 1/4  556  -1/4  73045  -2495 
99 JAN  568-66 1/2  568  558  565  -3/4  33753  -327 
99 MAR  576 1/2-76  576 1/2  567 1/2  574  -1 1/4  23217  +57 
99 MAY  585-84 1/2  585  576  582 3/4  -1  10771  +285 
99 JUL  592 1/2-92  592 1/2  584  590  -1 3/4  15864  +830 
99 SEP    590  587  589 1/2  -1 1/2  116  +16 
            162901  -1700 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    CORN  CHG  YEN-DOLLAR 
OCT  13770  -320  OCT  2457  +33  DEC  227 1/4  -3/4  117.65-70 
DEC  14070  -320  DEC  2451  +25  MAR  238 3/4  -1   
JAN  14290  -300  JAN  2463  +26    WHEAT     
MAR  14710  -290  MAR  2475  +26  DEC  291 3/4  -2 1/4   
            MAR  306 3/4  -2 1/4   

 

1)本日の動き

−−−SLIGHTLY HIGHER OPEN, SLIGHTLY LOWER CLOSE−−− 

本日は台湾による買い付けの確認など需要面での強材料からやや値を上げての寄り付きとなったものの、ローンレートの改正(引き上げ)が議会にて認められなかったことから弱含んでの動きとなった。寄り付き値が本日の安値であった。その後もここ数日に比べ農家売りが増加したこと、インドネシアの既契約売り戻しの噂、などから値を崩し、後半のセッションに入ると投機筋の売りから前日比8セント安まで下落するに至った。そのまま安値での引けを予想させたが、終了の約10分前あたりより商業筋のまとまった買いが入ると同時に実需家の買いが集中し、一気に値を上げた。引けにかけて投機筋のショートカバーも加わり一段高となり、農家売りの欠如から品薄感がでてきている11月限を中心にラリーをみせ、前日比やや安値まで値を戻しての引けとなった。 

 

強材料 

* 台湾による11万トンの米国産大豆買い付け。 

* 60億ドルの農家保護政策法案の通過。 

* 中国によるアルゼンチン大豆油買い付けの確認、次は米国産との見方。 

弱材料 

* ローンレート切り上げに至らず。 

*  収穫の進展に伴う保管スペース不足。農家の売り期待。 

*  インドネシアによる米国産大豆既契約の売り戻しの噂。 

 

2)本日の主なプレーヤー 

買手 :BACHE 5X, CGL 6X 1F, IOWA 4X, MANN 4X, RJO 5X, REFCO 7X 1F, ROSE 10X, TENCO 5X, TERM 2X, WITTER 1X, FMT 4X 1F 1H, SAK 1X, 

売手 :ADM 1H, BACHE 3X 2F, CGL 1X 1F, CONTL 3X 3F, FCC 4X, IOWA 7X, LW 5X, MANN 2F, PROD 1F, REFCO 3X 2F, S/B 4X, STERN 2X, TENCO 3X, TERM 2X 2F, WITTER 2X, FMT 5X,  

 

 

本日のニュース

1)米国の天候

中期予報(11-15日間) 中部・東部には前線が張り出してきている。降雨量はミッドウエスト南西部では平年並み、ミッドウエスト東部では少な目になるだろう。気温はデルタ地帯、ミッドウエスト南西部で平年並み、ミッドウエスト東部では低めになりそう。 

米国中西部  現在気温は50度台から60度台で、サウスダコタ、ミネソタ南西部、アイオワ北西部、北部ミズーリ、東部ネブラスカ、イリノイ中西部では雨となっている。今日のうちに雨は北東に移動しつつ範囲を広げていく見込み。降雨量は、0.25〜1インチ、所により2.5インチで、範囲はコーン・大豆ベルトの70%に及びそう。雨はミズーリ・イリノイ中心に降り、若干の収穫遅れにつながる見込み。未収穫の穀物に被害をもたらすほどの雨になる心配はない。土曜日までの最高気温は60度台〜70度台、最低気温は40度台後半から60度近くまでになりそう。 

デルタ地帯  気温は70度台でドライな天候となっている。北部では日曜日及び月曜日早朝までにわか雨が降る見込み。降雨量は0.25〜1.0、所により1.5インチで降雨範囲は30%程度になりそう。雨による収穫の遅れはさほど長引かず穀物に被害をもたらすことはないだろう。 

2)長期予報 

ワシントンD.C.の気象予報センターは今月の中期報告で中型か強いラニーニャが発生し今冬中続く見込みと発表する模様。ラニーニャが1999年予報通り発生すると全米の主要な穀倉地ではドライ懸念が広がることになる。 

ミッドウエスト  8月,9月の暖かくドライな天候から10月は変化の多い天候となった。収穫の進捗は比較的順調。しかし今夏のドライ状況は11月のUSDAレポートには反映されるだろう。来年の予報はコーンベルト西部では春先までドライ、晩春には平年並み、7月末〜9月くらいからはドライで暖かめの天候へと変わっていくだろう。東部では来年は春、夏ともややウエットになるだろう。 

 

 

 

週間輸出成約高事前予想(単位:千Mt)
  10月8日(事前予想)  10月1日(実額) 
大豆  400‐700  613.6 
大豆粕  100‐200  122.2 
大豆油  10‐30  14.3 
コーン  500‐900  605.7 
小麦  400‐700  631.8 

 

本日のトーメンの意見

昨日来の安値基調が終了直前まで続いていたものの、引けにかけて強烈にサポートされ前日比ほぼ変らないレベルまで戻しての引けとなった。明日は寄り前に輸出成約高、週間搾油高の発表が予定されており、この二つの動向により決定されようが、搾油高は31-32百万ブッシェルと好調な世界の食用油需要を背景に前週から更なる増加を見せると予想されている。予想通りであれば、本日の引けにかけての上げへの追随買いもでてくると思われ、高値で寄り付くと考えている。しかし、産地での収穫は急速に進んでおり、場所によっては保管スペースの問題から農家は売らざるを得ない状況となってきている地域もみられる。上げ場面では今週前半よりは農家売りがでてくるものと思われ、高値には限りがでてこよう。中期的にはロシア向け食糧援助など政府誘導による高値期待感がでてきており、また、米国金利の引き下げからダウは大幅アップに転じていることから下値は限られたものとなるのではないかと判断している。本日の安値レベルへの下げは買いから入りたい。