(株)トーメン シカゴ大豆定期マーケット情報

1998年10月19日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 NOV  555 1/2-56 1/2  557  551  551 1/2  -6  67751  -2178 
99 JAN  564-64 1/2  565  560  560 3/4  -4 3/4  35496  +892 
99 MAR  573-72 1/2  573 1/2  569 1/4  569 3/4  -4 3/4  25512  +1030 
99 MAY  581-81 1/2  582  578  578 1/4  -4  11396  +113 
99 JUL  589-88 1/2  589 1/2  585 1/2  585 3/4  -4 1/4  16018  +107 
99 SEP    589  584 1/2  584 1/2  -5 1/2  124  +6 
            162659  +70 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    CORN  CHG  YEN-DOLLAR 
OCT  13690  -100  OCT  2494  +10  DEC  222  -3 1/2  114.65-70 
DEC  13970  -110  DEC  2490  +8  MAR  233 1/4  -3   
JAN  14160  -160  JAN  2499  +7    WHEAT     
MAR  14540  -210  MAR  2502  +5  DEC  294  -1 3/4   
            MAR  309  -1 3/4   

 

1)本日の動き

−−−SLIGHTLY LOWER OPEN, LOWER CLOSE−−− 

寄り付き前はこれと言った強材料が見当たらなかったため、先週金曜の軟調な動きに追随し、やや安値での寄り付きとなった。寄り付いてしばらくはゴア副大統領が明日アイオワにて、ロシア向け食糧援助に関し何か発表を行うとの噂、予想を上回る輸出検証高が発表されたこと、などから下値は支えられたものの、ホワイトハウスは前述の噂を否定したこと、産地現物価格が収穫の進展に伴う農家売りから下落を示した事、などから頭の重い動きとなった。その後は売り買いともに限られ、静かな推移(先週比3セント安付近)となったものの、終盤のセッションにて投機筋の売りがみられたことから引けにかけて本日の安値をつけると、そのまま先週比5セント前後安値での引けとなった。 

 

強材料 

* 事前予想を下回るコーン輸出検証高レポート。 

* 日本、台湾からの需要増加。 

弱材料 

* 事前予想を下回る大豆輸出検証高レポート。 

*  先週金曜の軟調な引けへの追随予想。 

*  収穫の進展(事前予想70−75%完了)に伴う保管スペースの不足、農家売り期待。 

 

2)本日の主なプレーヤー 

買手 :BACHE 1F, MANN 4X, RJO 3X 2F, REFCO 4X, ROSE 1X, STERN 3X, TENCO 1X, TERM 4X, 

売手 : ADM 2X 1F, BACHE 4X, FCC 3X, IOWA 2X, MANN 1X, REFCO 2X 2F, S/B 1X, STERN 2X, TENCO 5X, TERM 1K, WITTER 3X, FMT 2X, 

 

 

本日のニュース

1)米国の天候

中期予報(11-15日間) カナダからミッドウエスト北部へと前線湾岸には新たなハリケーンが形成されてきているがコーン、大豆の収穫に及ぼす影響は少ない見込み。降雨量はミッドウエスト、デルタとも平年並み、気温はミッドウエストではやや低め、デルタでは高めになるだろう。 

米国中西部  現在気温は40度台前半から50度台前半で、ドライとなっている。水曜日にはみぞれ混じりの雨が予想される。降雨量は、0.1〜0、5インチで、降雨範囲は25%の見込み。この雨がなければ金曜日までドライになりそう。最高気温は40度台から60度未満、最低気温は20度台半ばから40度台前半と冷え込みそう。週末の雨による収穫の遅れは今週次第にとりもどせそう。その後収穫は順調に進む見込み。 

デルタ地帯  気温は50度台後半〜70度台前半でルイジアナでは雨となっている。降雨量は0.1〜0、5インチで降雨範囲は15%程度で今日のうちにやみそう。今週はその後ドライな天候になりそうで収穫は一段と進みそう。 

2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(10月22日〜10月26日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  MA (53)  NP (0.33/1) 
東部コーンベルト  A (56)  B (0.42/1) 
デルタ地帯  N/A (64)  NP (0.44/1) 

---収穫の進捗が予想され、やや弱材料と作用しよう。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  A  NP  アイオワ  MA  NP 
ミネソタ  MA  B  オハイオ  A  B 
アーカンソー  A  NP  サウスダコタ  A  NP 
イリノイ  A  B  ミズーリ  A  B 
インディアナ  A  B  ウィスコンシン  A  B 
カンサス  A  NP  ミシガン  A  B 

 

週間輸出検証高

         

単位:百万ブッシェル  10月15日  −先週−  昨年同期  今年度累計  昨年同期累計  事前予想 
小麦  21.3  24.3  25.2  395.4  474.7  23-27 
コーン  29.7  35.8  20.1  195.2  204.8  30-35 
大豆  31.4  16.5  42.7  78.0  107.7  25-30 

---大豆市場には強材料ととられた。 

 

週間大豆生育状況 

 

(収穫進捗率) 

  ---10/18---   ---10/11---   ---1997---    ---AVE--- 
アーカンソー  44  30  33  31 
イリノイ  71  49  88  77 
インディアナ  74  56  85  75 
アイオワ  87  64  93  81 
カンサス  57  32  58  54 
ミネソタ  90  81  96  78 
ミズーリー  50  29  58  45 
ネブラスカ  78  52  77  78 
オハイオ  83  70  79  69 
サウスダコタ  75  55  81  66 
19州平均  71  53  74  64 

---全米平均は予想通りではあるものの、中西部は概ね平均を上回っている。中間材料からやや弱材料となるのではないか。 

 

ロシア向け援助の噂、右往左往 

今朝の情報では、ゴア副大統領がアイオワにて明日ロシア向け援助について、何らかの発表をするとの情報が流れ、相場サポート要因となった。しかしながら、副大統領は明日の発言どころか、アイオワを訪問する予定もないとの否定発言を行い、買い手の期待を裏切ることとなった。その上、今週本件のために米国を訪問するはずであったロシアの訪問団が、訪問自体をキャンセルするなど、一部では援助そのものがなくなるのでは、との憶測もでてくるに至っている。 

先週、援助への期待で上げた相場だけに、今後の動きによっては、再び波乱要因になることもありえそうだ。 

 

本日のトーメンの意見

本日は11月限を中心に下落を示しており、産地での農家売りの増加を示しているが、投機筋(約1,200コントラクト)、商業筋(約600コントラクト)ともに売り越しとなっていたことから、逆に国内実需家の買い意欲を感じる。収穫は70%を超えており、目先最後のハーベストプレッシャーから軟化を示す可能性があると考えるものの、現在のカントリーエレベーターでの保管玉はほとんどが農家の委託玉であるといわれており、農家売りが一巡すると年明けまでまとまった売りは期待薄となるのではないか。現在のレベルからの下げは買い下がり方針にて望みたい。