(株)トーメン シカゴ大豆定期マーケット情報

1998年10月23日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 NOV  555-53 1/2  555 3/4  548  548 1/2  -7  58270  -2777 
99 JAN  565-64  566  558 1/2  559 1/4  -5 3/4  42477  +2491 
99 MAR  575  576  569 1/2  570 1/4  -5  25908  +355 
99 MAY  583 1/2-83  584   578 1/2  578 3/4  -5 1/2  12032  -48 
99 JUL  590-91  592 1/2  587  587  -4 3/4  16184  +6 
99 SEP  592 1/2  589 1/2  585  585  -4  128  +4 
            161623  +98 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    CORN  CHG  YEN-DOLLAR 
DEC  13880  -140  DEC  2489  -34  DEC  218 3/4  -2 1/2  117.80-85 
JAN  14110  -100  JAN  2489  -35  MAR  230  -2 1/2   
MAR  14520  -190  MAR  2489  -29    WHEAT     
MAY  14930  -140  MAY  2487  -31  DEC  295 1/4  +1 1/4   
            MAR  310  +1/4   

 

1)本日の動き

−−−SLIGHTLY LOWER OPEN, LOWER CLOSE−−− 

先日のNOPA月間搾油高にて大豆油の急激な在庫減少が報告されたが、本日のセンサスビューロレポートは、NOPAのデータを打ち消すものであったことから、大豆油の安値に追随し大豆もやや値を下げての寄りとなった。寄り直後こそ好調な搾油需要が確認されたこともあり、支えられたものの、アルゼンチンでの大豆作付け面積対前年比増加見通し、米国での収穫の進展予想などから投機筋の売りが先行し弱含んでの展開となった。一時11月限552セント前後で商業筋のプライシングタイプの買いが先行する場面もみられたが、終盤のセッションに入ると、週末にかけての好天予想から農家売りとみられる商業筋の売りが急増、一気に値を下げる展開となった。大豆油市場が終日軟調な推移となったことも手伝い、11月限を中心に引けにかけて本日の安値をつけると、そのまま前日比5-7セントもの安値での引けとなった。 

 

強材料 

* 32百万ブッシェルに近づいた週間搾油量(NOPA)。 

* 予想を下回る大豆粕在庫数量(センサスビューロ月間搾油高レポート)。 

弱材料 

* 予想を上回る大豆油在庫(センサスビューロ月間搾油高レポート)。 

*  週末にかけてのコーンベルトでの好天予報、収穫の進展見込み。 

* 引けにかけてのまとまった農家売り。 

 

2)本日の主なプレーヤー 

買手 :ADM 1X, BACHE 2X, CGL 1K 3N, GBH 1H, IOWA 1X 1F, MANN 1F, PROD 1X, REFCO 3X 1F, S/B 2X, STERN 1X, TENCO 3X, FMT 1F, 

売手 :ADM 6X, BACHE 1X 2F, CGL 1X, CIS 1X, CONTL 1X, FCC 5X, GBH 5X, IOWA 7X 1N, MLP 2X, RJO 2X, REFCO 6X, TENCO 5X, FMT 1F, 

 

本日のニュース

1)米国の天候

中期予報(11-15日間) ミッドウエスト全体に低気圧が形成されるが天候への大きな影響はなさそう。ミッドウエストの降雨量は平年並み、気温は平年並みかやや低めになるだろう。 

米国中西部  現在気温は50度台で、ドライになっている。北西部では土曜日夜か翌日曜日にかけ10%範囲で0.1〜0.35の降水量の雨が降りそう。もしその雨が降らないと火曜日まではドライで水曜日から木曜日にかけて雨になろう。最高気温は60度台から70度台半ば、最低気温は30度台後半から50度台前半と予想される。週末には収穫が若干遅れそう。 

デルタ地帯  気温は50度台半ばから60度台前半でドライ。向こう10日間は概ねドライな天候が予想され収穫の進捗が予想される。来週末にはルイジアナ、ミシシッピーで収穫がほぼ完了する見込み。来週初頭までの最高気温は60度台後半から70度台だろう。 

 

2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(10月22日〜10月26日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  A (45)  N (0.27/1) 
東部コーンベルト  A (49)  B (0.43/1) 
デルタ地帯  A (58)  NP (0.56/1) 

---収穫の進捗が予想され、やや弱材料と作用しよう。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  A  A  アイオワ  A  N 
ミネソタ  A  N  オハイオ  A  B 
アーカンソー  A  NP  サウスダコタ  A  A 
イリノイ  A  N  ミズーリ  A  B 
インディアナ  A  B  ウィスコンシン  A  N 
カンサス  A  N  ミシガン  A  N 

 

1)NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン)

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  31,943  30,744  31,924 
搾油量(OCT01'97〜)  93,607  90,740  93,187 
大豆粕輸出  110,367  139,600  180,949 

---先週から増加を示しておりやや強材料と作用した。  

 

2)センサスビューロー9月度月間搾油高 

        -----期間中累計------ 
  98年9月  98年8月  昨年同期  97/10‐98/9  96/10‐97/9 
大豆粕生産量(トン)  2,2721,234  2,476,805  2,424,409  35,517,717  31,878,876 
大豆粕在庫量(トン)  218,067  187,242  223,787  NA  NA 
大豆油生産量(千lbs)  1,410,095   1,285,468  1,221,783  18,136,594  15,744,00 
大豆油イールド(lbs/ブッシェル)  11.38  11.49  11.11  NA  NA 
大豆油在庫(ブッシェル)  1,387,266  1,453,153  1,520,269  NA  NA 
大豆搾油高(千lbs)  123,875,161  111,918,847  109,987,767  1,609,052,109  1,445,088,916 

−−−大豆油在庫は予想以上、大豆粕在庫は予想以下となっており、それぞれ強弱材料と作用した。 

 

3)センサスビューロー9月度月間綿実搾油高 

        -----期間中累積----- 
  98年9月  98年8月  昨年同期  97/10-98/9  96/10‐97/9 
搾油量(トン)  174,854  246,014  178,64  3,882,503  3,618,042 
綿実粕生産量(トン)  77,102  114,732  92,100  1,766,768  1,747,533 
綿実粕在庫(トン)  87,905  110,523  26,035  NA   NA 
綿実油生産量(千lbs)  59,554  77,832  66,007  1,222,912  1,213,104 
綿実油在庫(千lbs)  15,240  19,467  18,472  NA  NA 

 

4)コミットオブトレーダー(FUTURE) 

 

コミットメント・オブ・トレーダーズ      ___  ___     

(10月13日、単位:コントラクト、変化は前週から) 

 
           
  LONG    SHORT    NET   
NON-COMMERCIAL             
LONG OR SHORT ONLY  13,286   1,964  23,569  -11,561  10,283  SHORT 
LONG OR SHORT SPREAD  19,212  -694  19,212  -694     
COMMERCIAL  85,986  -12,385  68,169  -1,467  17,817  LONG 
TOTAL  118,484  -11,115  110,950  -13,722  7534  LONG 
NON-REPORTABLE POSITION  46,117  1,171  53,651  3,778  7,354  SHORT 
TOTAL OPEN INTEREST  167,601  -9944  164,601  -9,944     
PERCENTAGE HELD BY:             
LARGE TRADERS  72.0%    67.4%       
SMALL TRADERS  28.0%    32.6%       
             

(10月20日現在、単位:コントラクト、変化は前週から) 

 
LONG    SHORT       
NON-COMMERCIAL             
LONG OR SHORT ONLY  13,891  2,259  18,485  -5,084  -4,594  SHORT 
LONG OR SHORT SPREAD  21,471  2,259  21,471  2,259     
COMMERCIAL  78,977  -7,009  67,472  -697  11,505  LONG 
TOTAL  114,339  -4,145  107,428  -3,522  6,911  LONG 
NON-REPORTABLE POSITION  47,375  1,258  54,286  635  6,911  SHORT 
TOTAL OPEN INTEREST  161,714  -2,887  161,714  2,887     
PERCENTAGE HELD BY:             
LARGE TRADERS  70.7%    66.4%       
SMALL TRADERS  29.3%    33.6%       

---市場ではやや強材料ととられている。 

本日のトーメンの意見

本日投機筋は約1,200コントラクトの売り越し、商業筋も約600コントラクトの売り越しであった。実需家、ローカルが買いに入っていた。週末までコーンベルトは好天が予報されており、大豆の収穫は完了に近づくものと推測され、保管スペースの不足から農家は売らざるを得ない状態となっている地域が多い。来週が農家売りのピークとなるとの見方をする向きが多い。しかしながら、輸出需要の低迷は底をうったとの見方がなされており、ドル安の定着も手伝い、今週はある程度成約が進んだと思われる。強弱両材料が存在しているが、収穫が完了した後の農家売りは、少なくとも年内いっぱいは抑えられると考えている。現在のレベルは買い下がり方針にて臨むとの見方に変りはない。