(株)トーメン シカゴ大豆定期マーケット情報

1998年10月26日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 NOV  546 1/2-45 1/2  551 1/2  545 1/4  548 1/2  +0  52288  -5982 
99 JAN  557-56  562  556  558 3/4  -1/2  43815  +1338 
99 MAR  567 1/2-67  572 1/4  566 1/4  569 1/4  -1  26044  +136 
99 MAY  576-76 1/4  580 1/2  576  578 1/4  -1/2  11871  -161 
99 JUL  584-85  588 1/2  583  586 1/4  -3/4  15809  -375 
99 SEP    588  584  584  -1  945  +14 
            5963  +271 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    CORN  CHG  YEN-DOLLAR 
OCT  14030  +150  OCT  2464  -25  DEC  219  +1/4  119.25-30 
DEC  14240  +130  DEC  2469  -20  MAR  230 1/2  +1/2   
JAN  14660  +140  JAN  2472  -17    WHEAT     
MAR  15040  +110  MAR  2474  -13  DEC  299 3/4  +4 1/2   
            MAR  314 3/4  +4 3/4   

 

1)本日の動き

−−−SLIGHTLY LOWER OPEN, ALMOST UNCH CLOSE−−− 

ファンドが買いに回り、収穫売りを相殺した。 

中西部は週末、ほぼ完璧に近い天候の下、収穫が順調に行われた。したがって、序盤から農家売りヘッジが相場の中心となり、安値寄り付きであった。 

しかしながら、ヘッジの量は格別には多くなく、また、下値ではプライシングタイプの買いやファンドの買いが相場を支えはじめた。そのうち小麦相場が中国への売り(1.0〜1.5百万トン)の噂から急伸したことをきっかけに、大豆相場はその弱基調を脱し、前日比高値のレベルまで戻した。その後は、前日引け値をはさんでの動きとなり、結局は先週比同値からやや安値で引けた。 

 

強材料 

* 予想を上回る大豆輸出検証高。 

* 今週半ばでの中西部での降雨予報。 

弱材料 

* 先週末米国コーンベルトの好天、収穫の進捗、農家売りの増加。 

*  ロシア向け食糧援助のニュースなし。 

 

2)本日の主なプレーヤー 

買手 :ADM 1H, CGL 5X 4F 1H 2N, IOWA 1F, MANN 12X, RAND 1X, REFCO 6X 1H, S/B 2X 1H, TENCO 4X 1H, TERM 1X, FMT 2X, 

売手 :ADM 5X 1F, BACHE 3X, CGL 1X 1F, CIS 1X 1F, FCC 2X, IOWA 2F, MANN 1F, REFCO 2X 2F, S/B 1F, TENCO 2X, T-LINK 1X, WITTER 6X, FMT 2X, SAK 2X, 

 

本日のニュース

1)米国の天候

ハリケーンミッチは毎時6マイルの速度でカリブ海西部をゆっくりと西に進んでいる。最大風速は時速155マイルで数日中に勢力は少し弱りそう。その後北上し週末にはメキシコ湾に進入してくるだろう。湾岸への影響はあったとしても来週になるだろう。 

中期予報(11-15日間) 今週前半にはミッドウエスト全体に低気圧の影響でミッドウエスト西部の降雨量はやや多めになるだろう。 

米国中西部  現在気温は50度台半ばから60度台半ばで、ネブラスカでは雨となっている。今日明日にも雨はベルト地帯北西部を経て東方に移動しそう。雨は15%範囲で0.1〜0.5程度の降水量となるだろう。水曜日夜半から金曜日にかけて降雨量0.25〜1.0インチで45%範囲の雨が降りそう。今後数日間は最高気温は60度台後半から70度台、最低気温は30度台後半から50度台半ばと予想される。今週後半にはベルト地帯西部では雨のため収穫が中断しそうだが進捗は依然として平年水準を上回っている。 

デルタ地帯  気温は60度台後半から70度台半ばでドライ。今週雨が降るとすると木曜日の遅くか金曜日だろう。降雨量は0.1〜0.75インチで降雨範囲は35%、北部で降るだろう。来週にかけて最高気温は60度台後半から70度台だろう。北部では少しだけ収穫遅れが出そうだが平年以上の進捗は変わらない。 

 

2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(10月22日〜10月26日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  N (45)  N (0.27/1) 
東部コーンベルト  N (49)  N (0.43/1) 
デルタ地帯  N/A (58)  N (0.56/1) 

---収穫の進展が予想される。やや弱材料か。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  A  A  アイオワ  A  N 
ミネソタ  A  N  オハイオ  A  B 
アーカンソー  A  NP  サウスダコタ  A  A 
イリノイ  A  N  ミズーリ  A  B 
インディアナ  A  B  ウィスコンシン  A  N 
カンサス  A  N  ミシガン  A  N 

 

週間輸出検証高

         

単位:百万ブッシェル  10月22日  −先週−  昨年同期  今年度累計  昨年同期累計  事前予想 
小麦  23.6  22.9  12.7  420.6  487.4  20-25 
コーン  35.9  29.7  22.6  231.1  227.4  28-33 
大豆  30.7  35.5  56.3  112.8  164.0  25-30 

---大豆は事前予想を超えており、やや強材料と作用した。 

 

週間大豆生育状況 

 

(収穫進捗率) 

  ---10/25---  ---10/18---  ---1997---  ---AVE--- 
アーカンソー  62  44  33  31 
イリノイ  85  71  88  77 
インディアナ  89  74  85  75 
アイオワ  93  87  93  81 
カンサス  67  57  58  54 
ミネソタ  95  90  96  78 
ミズーリー  68  50  58  45 
ネブラスカ  87  78  77  78 
オハイオ  92  83  79  69 
サウスダコタ  86  75  81  66 
19州平均  82  71  74  64 

---予想通りの進捗をみせている。中間材料からやや弱材料か。 

 

コミットメント・オブ・トレーダーズ(フューチャーズ&オプションズ) 

 

(10月13日現在、単位:コントラクト、変化は前週からの変化) 

  LONG  CHG  SHORT  CHG  NET   
NON-COMMERCIAL             
LONG OR SHORT ONLY  9,054   -1,399  17,370  -9,860  8,316  S 
LONG OR SHORT SPREAD  60,382  +4,628  60,382  +4,628     
COMMERCIAL  110,513  -12,220  96,867  +1,806  13,624  L 
TOTAL  179,949  -8,991  174,619  -3,426  5,330  L 
NON-REPORTABLE POSITION  61,366  +9,805  66,696  +4,240  5,330  S 
TOTAL OPEN POSITION  241,315  +814  241,315  +814     
PERCENTAGE HELD BY:             
LARGE TRADERS  74.6    72.4       
SMALL TRADERS  25.4    27.6       

 

(10月20日現在、単位:コントラクト、変化は前週からの変化) 

  LONG  CHG  SHORT  CHG  NET   
NON-COMMERCIAL             
LONG OR SHORT ONLY  10,085  -1,039  13,271  -4,099  3,186  S 
LONG OR SHORT SPREAD  60,598  +216  60,598  +216     
COMMERCIAL  104,731  -5,782  94,957  -1,910  9,774  L 
TOTAL  175,414  -4,535  168,826  -5,793  6,588  L 
NON-REPORTABLE POSITION  58,236  -3,130  64,825  -1,871  6,589  S 
TOTAL OPEN POSITION  233,630  -7,665  233,651  -7,665     
PERCENTAGE HELD BY:             
LARGE TRADERS  75.1    72.3       
SMALL TRADERS  24.9    27.7       

−−−予想通りとして中間材料ととられている。 

 

本日のトーメンの意見

本日は先週末及び今週の収穫の進展に対しさしたるサポート材料が見当たらず、先週比やや安値での動きが続いたものの、輸出成約の噂から小麦市場がラリーをみせたことに追随し、先週比ほぼ変らないレベルまで値を戻しての引けとなった。大豆の収穫は終盤戦に差し掛かっており、例年と比べ決して量的に多いとは言えないものの、年内の農家売りの一つのピークを迎えていると判断している。それに対し他市場を含めて需要面からの材料がサポートファクターと作用している。引き続き目先は上下限られた動きを予想するが、南米の動向がいま少しクローズアップされるまでは下値は支えられる展開となるのではないか。そのような中ロシア向け食糧援助が具体化してくるようであれば一段高となる可能性がある。買い下がり方針に変りはない。