(株)トーメン シカゴ大豆定期マーケット情報

1998年10月27日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 NOV  548-47  550 1/2  546 1/2  548  -1/2  46019  -6269 
99 JAN  558 1/2-58  561 1/4  557 3/4  559  +1/4  45212  +1397 
99 MAR  568 1/2-68 1/4  571 1/2  568  569 1/4  +0  26236  +192 
99 MAY  577-76 1/2  580 3/4  576 1/2  578 1/4  +0  12166  +295 
99 JUL  585  588 1/2  585  587  +3/4  15711  -98 
99 SEP  587  588  584  584  +0  130  +1 
            152352  -4513 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    CORN  CHG  YEN-DOLLAR 
DEC  14020  -10  DEC  2454  -10  DEC  219  +0  118.05-10 
JAN  14240  +0  JAN  2462  -7  MAR  230  -1/2   
MAR  14640  -20  MAR  2472  +0    WHEAT     
MAY  15040  +0  MAY  2473  -1  DEC  295 1/4  -4 1/2   
            MAR  310 3/4  -4   

 

1)本日の動き

−−−SLIGHTLY LOWER OPEN, ALMOST UNCH CLOSE−−− 

新規材料に欠ける中上下限られた範囲での動きとなった。 

収穫の進展に伴う農家売りの増加から若干ながら安値での寄り付きとなり、寄りないしよりつき直後に本日の安値をつけた。下がった場面では今週中西部は降雨気味な天候が予報されており、最終局面を迎えた収穫の進捗が懸念されていること、ロシア向け食糧援助はカナダ、豪州なども加わり、量的に増加することが期待されたこと、などから強含んでの動きとなり、相場は前日比高値に転じ本日の高値をつけるにい立った。しかし、ロシアへの政府代表団は明日モスクワへ発つことになっており、具体的な援助の決定はしばらく先になるとみられたことから小麦を中心に値を下げ、大豆も前日比同値レベルまで戻しての引けとなった。 

 

強材料 

* 降雨による中西部での収穫遅れ懸念。 

* 台湾による54千トンの米国産大豆買い付け確認。 

* ロシア向け食糧援助の噂、米国、カナダ、豪州、EUによる合同援助の噂。 

弱材料 

* 保管スペース不足から来る農家売りの増加期待。 

*  ロシア向け食糧援助の発表は当分ないとの見解(明日米国政府代表団がモスクワへ出発する)。 

 

2)本日の主なプレーヤー 

買手 :CGL 10X 4K, CIS 2X, LW 2X, MANN 1X, PROD 2X, RAND 1X 1H, REFCO 5X, STERN 2X, TENCO 5X 1F 1H, FMT 3X, ING 1X, 

売手 :ADM 2X, BACHE 1H, CONTL 2X, FCC 1X 1F, IOWA 3X, RJO 2X, RAND 2X 1K, S/B 2X, TENCO 1X, FMT 1X, SAK 1X, 

 

本日のニュース

1)米国の天候

最大風速時速165マイルのハリケーンミッチは現在もゆっくりと西に進んでいる。ハリケーンは数日中に北に進路を変えゆっくりとメキシコ湾に進入してくる可能性がある。進入した際にはフロリダでは来週大きな影響を受けよう。 

中期予報(11-15日間) 低気圧の影響でミッドウエストなどでは雨はやや多めになり気温は平年並みかやや低くなるだろう。 

米国中西部  現在ウィスコンシン、アイオワ東部、ミネソタ南東部、ミシシッピー南西部、オハイオ北西部で雨となっている。降雨量は0.1〜0.75インチで20%範囲の雨となり今夜中にも止む見込み。水曜日夜半から金曜日早朝にかけ再び雨になりそう。降雨量は0.25〜1.0、所により1.5インチで降雨範囲は45%で西部に降るだろう。一時的な収穫遅れは出そうだが、雨はさほど長引かない見込みで影響は少なくすみそう。最高気温は60度台半ばから70度台で、最低気温は40度台後半から50度台と予想される。 

ブラジル  昨日も南部では降雨量は0.25〜1.0インチで35%範囲の雨となった。雨は今後2,3日中に北上し北部では降水量0.25〜1.0、所により2.0インチで50%範囲の雨が降るだろう。生育期の大豆、コーンには恵みの雨になりそう。 

 

ローンデータ (単位:百万ブッシェル) 

 

  10月20日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP     37.2    17.9       4.5     0.4      251.9     265.3 
1998CROP     8.9     -2.1       0.0   unch         1.2      38.4 

−−−中間材料ととられている。 

 

受渡可能な数量(単位:1,000ブッシェル) 

 

  10月23日  --先週--  昨年同期 
シカゴ     1,993      1,175     2,290 
トレド      8,080     7,726     7,962 
セントルイス      262      264      220 
合計     10,335     9,165    10,472 

−−−予想通り増加を見せている。中間材料と考えられている。 

 

USDA長官、ロシア支援について記者会見 

本日、グリックマン長官がロシア向け食糧支援について、記者発表を行った。 

「ロシアから正式に書面による食糧支援の申し込みがあった。その内容は、具体的なものではなかったが。ただ、ロシアは相当量の穀物、食肉、米などを必要としているようだ。米国政府としては、人道的見地から援助について検討しており、今週水曜日に担当者をモスクワに派遣するつもりだ。」 

この発言を受けて、米相場は高騰したものの、新事実がなかったため穀物相場はどちらかと言えば失望売りが出ることとなった。          

 

本日のトーメンの意見

農家売りは増加しているものの、これといった材料は見当たらず相場の下げは限られた一日であった。小麦市場の下げに追随するかに思われたものの、国内実需家により買い支えられたといえる。収穫は終盤戦にさしかかっており、11月の需給報告にてインパクトのある数字がでない限り、米国の供給サイドからの材料を背景に大きく動く可能性は少ないとみている。これに対し需要面は、アジアの需要減はすでに折込み済みで、ロシア向け食糧援助の可能性とあわせ相場の居所を押し上げる材料となる可能性があると判断している。短期的な下値は限られるとみており、買い下がり方針を維持したい。