(株)トーメン シカゴ大豆定期マーケット情報

1998年10月28日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 NOV  547 1/2-47  555 1/2  547  552 1/2  +4 1/2  42226  -3793 
99 JAN  559-58  567  558  564  +5  49846  +4634 
99 MAR  569-68 1/2  577  568  573 3/4  +4 1/2  26887  +651 
99 MAY  578  585 1/2  578  582 1/4  +4  11993  -173 
99 JUL  586 1/2-86  594 1/4  586  591 1/4  +4 1/4  15855  +144 
99 SEP    595  588  588  +4  130   
            153876  +1524 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    CORN  CHG  YEN-DOLLAR 
DEC  14110  +90  DEC  2482  +28  DEC  219  +0  117.70-75 
JAN  14340  +100  JAN  2486  +24  MAR  230 1/2  +1/2   
MAR  14720  +80  MAR  2490  +18    WHEAT     
MAY  15100  +60  MAY  2491  +18  DEC  295  -1/4   
            MAR  310 1/2  -1/4   

 

1)本日の動き

−−−SLIGHTLY LOWER OPEN, HIGHER CLOSE−−− 

新規材料に欠ける中変らないレベルから若干安値での寄り付きであった。ファーストデリバリーノーティスを控えて投機筋の利食い売りが見られたことが特徴的であったが、寄りないし寄り直後を本日の安値として、上昇を始めた。下記のようにロシア向け食糧援助の話題を材料として強含んでの動きが続き、投機筋、商業筋ともに買いに回ると相場はジャンプアップ、一時前日引け値から8セントもの上昇を見せるに至った。しかしながら、午後のセッションに入ると、西部コーンベルトを中心に現物価格とフューチャーとの格差が開いてきたこと(農家売りが増加した)から売りが先行した。結局高値から3セントほど値を戻し、前日比4-5セント高値での引けとなった。 

 

強材料 

* ロシア向け食糧援助に大豆粕(約35万トン)が含まれるとの噂。 

* 台湾による約11万トンの米国大豆テンダー予定。 

* ロシア向け食糧援助が今週中にもまとまるとの噂。 

弱材料 

* 保管スペース不足から来る農家売りの増加期待。 

*  ファーストデリバリーノーティスを前にした投機筋の11月限利食い売り(前半)。 

 

2)本日の主なプレーヤー 

買手 :ADM 5F, BACHE 4X 18F, CGL 6X 7F,IOWA 2X 1F, MANN 3X 1F, MLP 3X 1F, REFCO 3X, S/B 1X 1F, STERN 3X 1H, TENCO 2X, TERM 2X, FMT 4X, LFG 1F,  

売手 :ADM 6F, BACHE 1X 2F, CONTL 2F, FCC 1X 1F, IOWA 1X, REFCO 1X 1H, TENCO 2X 2F, TERM 1N, FMT 6X 1K, LFG 1F, LEH 2X, 

 

本日のニュース

1)米国の天候

ハリケーンミッチは最大風速120マイルで現在ホンジュラス海岸付近に停滞している。今週末にユカタン半島を越え、メキシコ湾に入り込み来週半ばに東湾岸に影響をもたらすことが懸念される。勢力は次第に弱まるものと予想されるがハリケーンの水準は維持するだろう。 

中期予報(11-15日間) 米国東部の低気圧の影響でミッドウエストの大半の地域では平年以下の気温になりそう。ミッドウエスト東部では特に寒くなりそうで平年の気温を大きく下回るだろう。降雨量は平年より多くなる見込み。 

米国中西部  現在気温は50度台半ばから60度台後半で、ネブラスカでは雨となっている。金曜日には雨は東方に移動しそう。雨は50%範囲で0.25〜1.0、所によって1.5インチ程度の降水量でベルト地帯西部に降るだろう。日曜日、月曜日には50%範囲で0.25〜1.0所により2.0インチの雨が南部で予想される。最高気温は60度台〜70度台半ば、最低気温は40度台から50度台半ばと予想される。雨のためコーンの収穫はやや遅れる見込み。 

アルゼンチン  週末までは引き続きドライ。その後降雨量0.1〜1.0インチで降雨範囲60%の雨が予想されている。この雨は発芽期のコーンには恵みとなろう。 

ブラジル  昨日は北部で降雨量0.25〜0.75インチで15%範囲の雨が降った。今後2日ほど北部では再び0.25〜0.75、所により1.5インチで25%範囲の雨が降るだろう。週末は概ねドライになるが、今週のウェットがちな天候で水分は大豆・コーンともに初期の生育に好条件になるだろう。 

2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(11月3日〜11月7日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  N (45)  A (0.27/1) 
東部コーンベルト  A (49)  A/N (0.43/1) 
デルタ地帯  N (58)  A (0.56/1) 

---やや弱材料ととられている。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  B  A  アイオワ  N  A 
ミネソタ  A  A  オハイオ  A  N 
アーカンソー  B  A  サウスダコタ  N  A 
イリノイ  A  A  ミズーリ  N  A 
インディアナ  A  N  ウィスコンシン  A  A 
カンサス  B  A  ミシガン  A  N 

 

BULLISH CONSENSUS 

 

CORN  31(29/32)  SOYBEANS  24(23/25)  WHEAT   33(29/33) 
BEAN OIL   24(30/31)  BEAN MEAL  15(14/17)  J-YEN  77(81/75) 

 

 

週間輸出成約高事前予想(単位:千Mt) 
  10月22日(事前予想)  10月15日(実額) 
大豆  350‐500  270.5 
大豆粕  75‐150  98.2 
大豆油  10‐30  49.2 
コーン  900‐1,200  1,104.8 
小麦  250‐350  387.1 
本日のトーメンの意見

農家売りは増加しているものの、ロシア向け食糧援助の可能性が’ワイルドカード’となっている。何らかの発表が近日中に行われるとの見方が多い。昨日現在のLDPの実行は409百万ブッシェルに達していると思われる。これは全生産量の15%近くを占める数量であり、今後まだ増加すると言われている。今年の傾向として、農家はLDCを受けた玉は先高期待から(常に農家は先高期待)ホールドする傾向にある。農家売りの増加にもかかわらず、相場がなんかをみせない一因はこのあたりにもあるのではないか。目先の下値は限られるとの見方に変りはない。