(株)トーメン シカゴ大豆定期マーケット情報

1998年10月30日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 NOV  552 1/2-52  559  552  558 1/2  +6 3/4  27061  -9853 
99 JAN  564 1/2-63 1/2  569 1/2  563 1/2  568 1/4  +4 3/4  62832  +6601 
99 MAR  575-74 1/2  578 1/2  573 1/2  576 3/4  +3  26573  -497 
99 MAY  583 1/2-82 1/2  587  582 1/2  585 3/4  +3 3/4  11587  -122 
99 JUL  591 1/2-92  595  590 1/2  593 1/2  +3 1/2  16242  +214 
99 SEP    592  590  590 1/2  +2 1/4  139  +2 
            151561  -3536 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    CORN  CHG  YEN-DOLLAR 
DEC  14360  +230  DEC  2478  -7  DEC  219  +1/4  116.05-10 
JAN  14580  +200  JAN  2479  -7  MAR  229 3/4  +0   
MAR  14940  +200  MAR  2479  -9    WHEAT     
MAY  15320  +180  MAY  2478  -8  DEC  294 1/4  +3 3/4   
            MAR  309 1/2  +3 1/2   

 

1)本日の動き

−−−SLIGHTLY HIGHER OPEN, HIGHER CLOSE−−− 

本日の主なファンダメンタル要因と言えば、またロシア絡みのみであった。ロシアのインターファクス通信が、小麦その他の購入代金用として米国がロシアに10億ドルの融資(20年返済)をする、と報じ、主に小麦・大豆相場が反応した。終盤のセッションにて週間搾油高にて米国国内搾油需要が好調なことを背景として、週末を前にした投機筋のショートカバーが入り本日の高値をつけるに至った。引けにかけてやや頭を抑えられたものの、予想以下の受渡数量から値を上げた11月限を中心に、前日比5セント前後高値での引けとなった。 

 

強材料 

* 事前予想の下限に近い11月限受渡通知。 

* 米国政府はロシア向け食糧援助に10億ドル以上の予算を組んでいるとの噂。 

* 先週から増加を見せた週間搾油高レポート(NOPA)。 

弱材料 

* 日本の搾油量低下(月間搾油量、前年9月比約16%ダウン)。 

 

2)本日の主なプレーヤー 

買手 :BACHE 1X, CGL 1F, CENTRAL 1F, FCC 1X, GRIF 1F, IOWA 2F, MANN 2X, MLP 1X 3F 1H, EJO 2F, REFCO 2F, ROSE 2F, S/B 3X 2H, STERN 1F, TENCO 2F, TERM 1X 1F, FMT 1X, 

売手 :CGL 1X 1F, CENTRAL 1X, FCC 1X 1F 1H, GBH 2H, IOWA 2F, MANN 1F 3X, MLP 4X 1H, OCON 1F, PROD 4X, REFCO 2X 1F 1H, S/B 2X 2H, STERN 2F, STERN 9X 3F, FMT 2F, 

 

本日のニュース

1)米国の天候

中期予報(11-15日間) 中西部、大平原地区は雨がちで低気温気味になりそうである。 

米国中西部  現在はほとんどドライとなっている。明日までは同様の傾向。日曜日から火曜日にかけて南部・西部で雨が見られよう。範囲は40%。しかし、来週前半の収穫遅れは限られたものになると見られる。 

アルゼンチン  週末はドライな傾向が続きそうだ。火曜日から水曜日の朝にかけて雨が予報され、その雨量は0.25〜1インチ、範囲は35%と限られたものになる。コーンの発芽にはもっと十分な雨量が必要な状況だ。 

 

2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(11月5日〜11月9日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  N (45)  A (0.27/1) 
東部コーンベルト  A (49)  N (0.43/1) 
デルタ地帯  N/B (58)  N (0.56/1) 

---市場では中間材料ととられている。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  B  A  アイオワ  N  A 
ミネソタ  N  A  オハイオ  A  N 
アーカンソー  B  A  サウスダコタ  B  A 
イリノイ  N  A  ミズーリ  N  A 
インディアナ  A  N  ウィスコンシン  A  N 
カンサス  B  A  ミシガン  A  N 

 

1)NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン)

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  33,024  31,943  32,040 
搾油量(OCT01'98〜)  126,631  122,683  125,227 
大豆粕輸出  111,946  110,367  180,949 

---先週から増加を示しておりやや強材料と作用した。  

 

2)大豆11月限受渡通知(単位:コントラクト) 

受渡日          数量        LAST TRADE DATE    

NOV02'1998       766-LOT        JLY24'1998 

−−−事前予想(3−6百万ブッシェル)の下限に近くやや強材料と作用した。また、ADMが467コントラクトを受けており、需要の好調さを裏付けるものと捉えられた。 

 

本日のトーメンの意見

本日は寄り付き値を安値として上昇を見せた。弱材料を考えると、生産面での米国での豊作、需要面でのアジアからの需要減退という2本柱はすでに相場に織込んでいると考えられる。来月の需給報告にて生産量が大幅に増加しない限り、南米の生育状況が材料視されるまでは(南米の動向が弱材料視されない限り)安値への動きは限られたものとなろう。一方、強材料としては、ロシア向け食糧援助、ドル安の定着による輸出需要の増加期待が挙げられ、ことによると南米の動向が強材料ととられる可能性もある。1月限540-600での動きを予想する。