トーメンシカゴ支店近郊の週間定点写真レポート

6月20日   コーン1 コーン2 大豆1 大豆2

7月11日   コーン1 コーン2 大豆1 大豆2

7月19日   コーン1 コーン2 コーン3 大豆1 大豆2 大豆3

(写真解説)
 コーンは背丈1メートル強ぐらい。タッセリングには程遠い。残念だが今回定地点観測を行っている畑はイリノイの平均的な畑ではない。イリノイは、大幅な作付けの遅れはなかった代わりに6月中旬から現在までの少雨が影響して、「成長はしているがコンディションが良くない」というのが実情である。写真にあるような「青々としているが成長が遅い」クロップは、今年作付けが遅れたベルトの東部に良く見られる特徴である。
 大豆の写真に関しても、背丈はイリノイの平均よりやや低い。しかし(特に写真2を見ていただけると分かりやすいが)この畑では既にブルーミングしている。

7月26日   コーン1 コーン2 コーン3 大豆1 大豆2 大豆3

(写真解説)
CORN : あいかわらずここの畑はPOORである。ようやく畑のうちの15%程度がタッセリングしていた。シルキングの段階に至っているプラントはみかけなかった。背丈はタッセリングしている高いもので170センチ程度、平均150センチといったところ。この日たまたまここの農家に会ったので話しを聞いてみると、「この畑はSWEET CRONなどのSPECIALではなくREGULAR CORNである。ずっと雨が降らなくて状態が非常に悪い。ここから南に車で20分程行ったところにも畑を持っているのだが、そこはここに比べると随分ましだ。」とのこと。
大豆 : 高さは膝上(70センチ)ぐらい。葉がかなり虫に食われていた。

8月1日   コーン1 コーン2 コーン3 コーン4 コーン5 大豆1

(写真解説)
CORN : しつこいかもしれないが、なんともPOORな畑を選んでしまったものである。日本人の観光客が見たらネギの畑かと思うかもしれない(写真4、5参照)。選んだ株はたまたまこの畑でもっともコンディションの良い株のうちのひとつだったため受粉は一応完了している(写真2参照)が、背丈は170CMぐらいで、葉を少し引っ張ってみると大量に虫が発生していた(写真3参照、見にくいかもしれないが)。とにかくこの畑はカーリングを通り越しており、もう少しで倒れそうな状況である。平均の背丈は140CM程度。
大豆 : コーンの畑のあまりのみずぼらしさにシャッターを切りすぎてしまい、大豆の写真を一枚撮ったところで電池が切れてしまった。大豆に関しては今のところコーンほどPOORな印象はなく、背丈は膝上程度で、開花はほぼ完了、鞘付きしているものも多少見受けられた。ただし、虫食いがひどいので今後順調に成長するかどうか疑問である。

8月7日   コーン1 コーン2 コーン3 コーン4 コーン5 大豆1 大豆2 大豆3

(写真解説)
コーン : 観測をしている株は背丈170cm、畑の平均は150cm程度。観測している株と成長度合いが似ている株に関してイヤーの皮を剥いてみると、現在ブリスターステージであり、イヤーの大きさは15cm程度。
大豆 : 高さは膝上(40cm)程度。畑全体がpod settingしていた。ここ最近降った雨により、土壌水分は潤沢であった。

8月24日  コーン1 コーン2 コーン3 コーン4 コーン5 大豆1 大豆2 大豆3

(写真解説)
コーン : (予想通り)この畑は写真3のようにほぼ完全に受粉をミスしているプラントがほとんどのようである。しかしながら中には写真4のように、イリノイにて平均的に見られるようなイヤーを付けているプラントもあった。しかしこの畑は列の間隔が広く(おそらく36フィート)、また作付けの仕方も均一ではなく、ところどころスキップされているような場所も見かけられるので、イールド予想としては20bu/acre程度か。

大豆 : 一つ一つのプラントを取って見てみるとそう悪くはない。例えば写真3のプラントの鞘数は105もあった。しかしこの畑はコーンと同様列幅が非常に大きく、おそらく15インチ以上。なのでイールドは極めて良くはならないだろう。また、最近の雨により土壌水分は潤沢であり、良質の黒土であることも手伝ってクロップのコンディションは現段階ではかなり良いと言える。


 ホームへ戻る  とうもろこし相場  大豆相場  チャート分析   Weather Channel  Picture